都市伝説・・・奇憚・・・掲示板 6691461


意味がわかると怖い話

1:トンカラリン助 :

2022/04/09 (Sat) 18:11:58

みんなが知ってる「意味がわかると怖い話」を語りませんか?
2:トンカラリン助 :

2022/04/09 (Sat) 20:06:51

学校のトイレにいると校内放送が流れてきた。
包丁をもった不審者が校内に侵入した。
警察に通報したけどまだ逃走中だって。

廊下からみんなの逃げる声が聞こえなくなった頃、誰かの足音がトイレにやって来て、入口からトイレのドアを開け始めた。
一つ、また一つ、また一つドアを開ける。
俺はどうすることも出来ないまま、そいつがとうとう、隣のドアを開ける音を聞くしかなかった。

その瞬間、トイレの中に悲鳴が響いた。
隣のトイレにも隠れてる奴がいたんだ。
でも、そいつはすぐに叫ぶのをやめて、ドアを開けた奴のことを「先生」って呼んで泣き出した。

どうやらトイレのドアを開けていたのは先生で、隣のトイレに隠れてた生徒を心配して探しにきただけだったらしい。
俺はすっかり安心して、ドアを開けてその先生に言った。

「良かった、警官じゃなくて」
3:トンカラリン助 :

2022/04/15 (Fri) 18:23:08

ある王国に、とてもわがままな王様がいました。
金銀財宝を愛する王様は、世界中の料理をすべて味わったことが自慢の美食家でもあります。

ある時、王様は宮廷の料理人たちに、
「世界で一番美味い料理を作れ」
と命じ、それが出来ない役立たずの料理人を次々と処刑しました。
世界中の美味しい料理を食べ飽きていた王様は、どんな豪華な料理にも満足できなかったからです。

一人、また一人と殺されていき、とうとう料理人は一人だけになりました。
料理人は死にたくない一心で頭を悩ませ、王様も満足できるような料理を作るにはどうすれば良いのか考えました。
そして、ついに見つけました。王様も食べたことのない、究極の食材で作った最高の料理を。

まずは、王様の大好きなキラキラ光る黄金色のお菓子。
次に、とても色が濃く新鮮な搾りたてのワイン。
メインディッシュには、とても良い環境で自由気ままに育ち、美味しいものを食べて丸々肥った最高級の動物の肉を焼いてステーキにしました。

自分でもその味に感動を覚えた料理人は、自分の命が助かることを確信しました。
これで満足できない人間がいるはずはないと。

しかし、王様がその料理を食べることはありませんでした。










【ヒント】
①料理人の命は助かりました。
②「キラキラ光る黄金色のお菓子」
 キラキラ光る「金貨でいっぱい」の菓子折り。
③「とても色が濃く新鮮な搾りたてのワイン」
 とても「真っ赤な色をした」ワインです。
④「とても良い環境で自由気ままに育ち、
 美味しいものを食べて丸々肥った最高級の動物の肉」
 牛や豚ではありません。
⑤「王様がその料理を食べることはありませんでした」
 正しくは、
 「王様はその料理を食べることが出来ませんでした」
4:トンカラリン助 :

2022/04/16 (Sat) 11:55:33

近所にホームレスの男がいる。
その男は普段、何もせず座っているだけなのだが、たまに道行く人を凝視して何やらブツブツと喋っている。
何を喋っているのか気になった俺は、暇潰しに盗み聞きしてみた。

肥満体型の男が通る。
男は一言呟いた。
「豚」
なんだ、ただの悪口か。

サラリーマン風の男が通る。
男はまた一言呟いた。
「人間」
まぁ、普通に人間って感じの人だよな。

やつれた男が通る。
「牛」
牛? どちらかと言えば痩せた鳥だが?

ずんぐりした体格の男が通る。
「バナナ」
バナナ? カボチャの間違いだろ?

その後も、男は道行く人にとんちんかんな言葉を呟き続ける。
気になった俺は、さっきから何を喋っているのかを男に尋ねてみた。
すると、男はこう答えた。

「私は、その人が自分に会う前に、何を食べたのかがわかるんです」





【解説】
「自分と会った人が、直前に食べたものがわかる」
ホームレスの男はそんな超能力を持った人間。
彼がずっと呟いていたのは食べ物の名前だったのです。

それじゃあ、「人間」は…?
5:トンカラリン助 :

2022/04/19 (Tue) 12:58:51

夜、学校に忘れ物を取りにいった。
教室は最上階の3階、階段のすぐ隣にある。
早く忘れ物を取って帰ろうと、いつもより長く感じる階段を一番上まで駆け上がり、教室のドアを開けようとした。
しかしその時、なにかとても嫌な感じがした。この扉を開けたらもう帰れなくなる。そんな不吉な予感が自分の心を占めたのだ。
気のせいだと思おうとしても悪寒は消えず、それに耐えられなくなった僕は階段を駆け降りて1階をめざした。
階段…下の階…階段…下の階…階段…。暗い階段を降り続けて、ようやく1階にたどりついた僕は、そのまま逃げるように学校をあとにした。
あの時、もしも躊躇せず、教室の扉を開けていたらどうなっていたのだろう。それを考えると、今でも少し怖くなる。





【ヒント】
階段を降りる場面、少しおかしくないですか…?
6:トンカラリン助 :

2022/04/22 (Fri) 00:27:00

夫のカレーに磨り潰したゴキブリの死骸を混ぜてやった。
いつも私のカレーを「まずい」とけなして、亡くなった自分の母親の味と比べてくる夫の嫌味にいい加減頭に来ていたからだ。
ネタばらししてやった時、どんな顔をするのか楽しみだ。

「あれ? これ、ママの味だ。やるじゃん!」
7:トンカラリン助 :

2022/04/22 (Fri) 00:45:06

車の窓がよく手形まみれにされる。家の前は通学路だし、子供の手形だから近所の小学生の仕業だろう。
格安の中古車とはいえ、油汚れをいっぱいつけられるのは頭に来る。
腹立ちがおさまらないまま、油膜取りで窓を拭いた。
……あれ? おかしいな。全然落ちないぞ。
8:トンカラリン助 :

2022/04/22 (Fri) 16:13:35

夜、マンションのエレベーターに乗った時、8階のボタンのランプが点灯した。
「あれ? 誰か乗ってくるのかな?」
そう思ってすぐ、あることに気づいて2階3階4階とボタンを押しまくった。
そして止まった階で急いで外に飛び出し、そのままマンションから逃げて朝までコンビニで時間を潰した。
9:トンカラリン助 :

2022/04/22 (Fri) 16:28:28

昔、変な宗教団体に参加してる知人に、食事に誘われたことがある。
料理の肉はとても珍しい味に食感で、「これなんの肉?」って聞いてみたけどはぐらかすばかりで絶対に答えてくれなかった。
「人間の肉かな?」と思ったけど全然違ったし、一体なんの肉だったのか今でも気になってしかたがない。
10:トンカラリン助 :

2022/07/18 (Mon) 18:45:38

ぼくのパパはセールスマンだから、家でもお外でもずっとスマホで電話してる。
でも最近、ママはパパがうわきしてるみたいだって、すごく心配してた。
だから本当は悪いことだけど、パパのスマホのりれきを見てみたんだ。
そしたら、「ママ」と「117」と「177」の電話番号だけだった!
よかったねママ!

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