都市伝説・・・奇憚・・・掲示板 7397239

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都市伝説・・・奇憚・・・blog 20周年に向けて
1 名前:トンカラリン助

2025/01/27 (Mon) 14:23:43

来たる今年の9月3日、

都市伝説…奇憚…blog 開設20周年

に向けて掲示板を立てました。
管理人様の健勝復活の願いも込めて。
(投稿の内容がアレとか関係無く)
ぼっちで百物語は嫌なので、
皆様も怪談や都市伝説をいっぱい投稿してくださいm(_ _)m

19 名前:トンカラリン助

2025/06/15 (Sun) 18:28:04

「血女房」を知ってますか?
幸運の女神さまだと言われています。

詳細は不明ですが、民間に伝わる呪術の一種であり、茨城県には、今も「血女房」を所持している家があるそうです。

「血女房」は、赤い塗料の詰まった人形で、壺の中にいます。
その人形に、自分が憎んでる人間の名前を書き、包丁で何度も、何度も、力いっぱい突きまくります。
そうすると人形はバラバラ。壺の中は塗料が飛び散り、血だらけのような状態になります。
これで、「血女房」の完成です。

この呪術を行うと、「血女房」が相手に付きまとい、最後には、必ず自分の「願い」を叶えてくれるそうです。



A子は友達のB子を「血女房」で呪った。
自分の気持ちを知りながら、ずっと片想いをしていたCに告白したからだ。

最初の頃、B子に何も不幸の兆しさえ見えなかった。
しかし、ある日を境に、A子にだけ、B子の背中におぶさる黒い影が見えるようになった。

「あれが、『血女房』……」

不吉な影に悪寒で震えながらも、A子は口元に笑みを浮かべた。
自分の望みは間違いなく叶うと。

それから間も無く、その予感は当たった。
B子が病に倒れたのだ。

A子が様子を見に行くと、B子はやつれた様子でベッドに寝たきりになっていたが、空元気に笑ってお見舞いに来てくれた親友を迎えた。
けれど、B子のベッドの下には、以前よりもはっきりとした姿の「血女房」がおり、まるで今か今かと待ちかねるように、影の中からB子に手を伸ばしている。

もうすぐ死ぬな。
そう確信したA子は、ふと思いつきで、B子に嘘を告げた。

「B子には悪いと思ったけど、あたし今、C君と付き合ってるの」

A子の嘘に動揺するB子。それを見たA子は、
「精々悩んで苦しめ」
とほくそ笑みながら病室を後にする。

その二日後の夜、容態が急変して、B子は亡くなった。

教室でB子の机に花を生け、Cに彼女の死を告げるA子。
呆然として、B子の訃報を受け入れることが出来ないC。しかし、親友の死に涙を流し、自分の胸に泣きすがってくるA子の姿に、何も知らない彼は、優しく彼女を慰め続けた。
A子が密かに、冷たい笑みを浮かべていることにも気づかず。

「血女房」は本当に、幸運の女神だ。
勝ち誇った気持ちで、A子は思った。
B子を殺して、自分の願いを叶えてくれたのだから。



その頃、B子の入院していた病院では、病室の整理をしていた看護婦が、ベッドの下に妙なものを見つけていた。
それは、小さな壺だった。
壺の中は、溢れる真っ赤な液体にまみれて、まるで血の池のような有り様になっている。
そして、その中にはバラバラに切り刻まれた人形が詰め込まれており、その人形の胴体には、

「A子」

と書かれていた。

20 名前:トンカラリン助

2025/06/16 (Mon) 09:46:32

俺、中学の時は不登校で、
(今はなんとか大学まで来れてもうすぐ就職だけどね)
中学二年から一年くらい学校に行かなかった時期があった。

なんか不思議な感じがする学校でね。

放課後、皆で教室で喋ってたら、
急に静かになって教室には誰もいない。

知らない間に自分ひとりなんだ。

なんというか・・・
朝から晩まで常に夕焼けみたいな感じがする雰囲気だった。

友達とかは全然そんなこと感じないって。

過疎化の進んだ村なんで昔っからの友達ばかりだし、
そんな悪戯されるってことはないだろうし・・・

こりゃ何かの病気?と思った自分は、
精神科医とか内科とか巡ったけど、異常はないって言われる。

ちょっとノイローゼ気味になった俺は、
学校に行きたくなく、仮病を使って引き篭もりを続けた。

けどね、俺が引き篭もってる間に、
後輩が自殺したんだ。

家は建て替えて、親も兄弟もいて、
特に苛められてるわけじゃなく、
ボケ担当的な人気のある後輩が。

なんかそれ以降かな?

学校の嫌な感じが微塵も感じられなくなって、
学校に行けるようになったんだよ。

自分の問題を後輩の自殺とくっつけるなんて、
どうかと思うけど・・・

まぁ今じゃその学校は、
生徒減少に伴い取り壊されてしまったんだけどね。

けど中学の友達と話すと、
俺が不登校の間に休んでることを、

「遠い世界へ行きました」

って説明で先生から伝えられてたらしい。

そんな説明で不登校の生徒に気を使うっていうのも疑問だし・・・
まして中学で。

なんだったんだろう、あの中学校。

21 名前:トンカラリン助

2025/06/16 (Mon) 10:12:48

あだ名がミミズという、
小学校4年になる少年がいた。

あだ名の由来は彼の名前にもあったが、
性格にも関係していて、
引っ込み思案で弱弱しい少年だった。

風貌も薄茶色のTシャツの日が多く、
目は重々しい二重で少しギョロ目の細顔。

春に転校してきて、
早速他の男友達になじられる存在になる。

別に嫌われていたわけではない。

そんな彼を、
人一倍なじっているのが僕だった。

その頃の僕は、
いい意味で素直な性格、
悪く考えるとわがままな性格だった。

とりあえず自分が一番という・・・
大人になって考えるといやなガキ。

僕のような性格のやつとミミズが仲良くなるなんて、
誰が想像できただろう?

周りには友達はいたし、
別にミミズと二人で遊ぶ必要もなかった。

でも僕は、
なんとなくミミズが気に入っていた。

子供の時、
僕と似たような性格をしていた人には
わかってもらえるだろうか・・・

丁度いい子分になるような、
決して対等ではない友達。

よく話すきっかけになったのは、
やはり共通の趣味、
ガチャガチャ集めだろうか。

とある漫画関連のガチャガチャだったわけだけど、
少しマイナーで、話が通じたのは
ミミズが初めてだったわけです。

こうして日々半分は他の友達と、
半分はミミズと遊ぶようになった。

ミミズと遊ぶというと、
僕が勝手に提案したガチャガチャ競争が主。

どっちが先にシリーズを集められるか・・・とかいいつつ、
本当に嫌なガキの僕は、
平気でミミズから欲しいガチャガチャを横取りしていた。

ミミズは困惑した表情をすると、
苦笑いでそれを容認してくれた。

僕はいろいろと彼にわがままを突き通して平気でいたのも、
実は”遊んでやってる”という気持ちをもっていたからだ。

ミミズは自分から人の輪に入るのが苦手で、
こっちから話しかけないと来ないから、
しばしば一人になることが多かった。

ミミズ自身も、
別に1人でもよさそうだったけど・・・

えらそうな僕は、
もらうだけじゃ悪いからと、
はずれのガチャガチャをミミズに押し付けたりもした。

ミミズは目をキョロリと動かして、

「ありがとう」

ともらってくれる。

満足する僕・・・

僕「僕そろそろ家戻る」

他の友達「え?もう?」

僕「うん。ミミズが僕んちくる約束なんだ」

他「お前ほんとにミミズと仲よしだなー
あいつ話しかけても、
ギョロギョロしててよくわかんないよな」

僕「ミミズとは
***(漫画のタイトル)の話ができるからさ」

夕方になって空が赤くなる頃、
玄関に戻るとミミズが待っていた。

部屋で話しているとき
(僕がほとんど一方的に話してた)、
なかなかでてこないガチャガチャの話をしていると、
珍しくミミズが顔をあげて話し始めた。

「僕の兄ちゃん・・・それもってんだ」

「え!兄ちゃんも集めてるんだ!」

「うん・・・
今は受験のために集めるのやめてるけど・・・
かざってある。2個」

「!!」

興奮した僕は早速催促を始めた。

「2個あるなら1個もらってこいよ!」

いつにもまして困惑したミミズだったが、
僕は無理やりまるめこねて彼を説得し、

「じゃあ聞いてみる」

といわせることに成功した。

次の日、
見事にミミズは
幻のガチャガチャをゲットしてきた。

乱舞してる僕を見てミミズも満足してるようだったが、
急にまた目をギョロッとさせて、

「実は・・・
兄ちゃん昨日、友達の家に泊まって帰ってこなくて・・・
勝手に持ち出したから・・その・・・」

自分でも何をいっていいかわからないようだったし、
僕もそっか正式に持ち出したわけじゃないのか・・・と、
少し後ろめたさを感じたが、
すべてはミミズとミミズ兄の間のことであって僕には関係ないとして、
ただただガチャガチャをゲットしたことを喜ぶことにした。

1週間かしたか、ある日のこと。

すごく暑い日だった。

セミがうるさく鳴き始め、
僕もイライラしていた。

僕はセミの鳴き声は正直好きじゃなかったし、
その後の人生でも好きになることはなかった。

忘れられない1日の始まり。

教室に入って席にドスンと座ると、
ミミズが自分の席から立ち上がり、
珍しく僕のほうに自ら近づいてきた。

「おはよ・・」

言いかけたときに、
ミミズの顔が蒼白になのに気がついた。

「○○くん・・・
あのさ・・・兄ちゃんが気づいてさ・・・」

「2個あるなら1個くらいくれてもいいじゃん・・・
っていっといてよ」

いつにもなく強気で無礼な僕。

どうしてもそのガチャガチャを手放したくなかった。

「いや・・・それが・・・
1個しかなくなっちゃって・・その・・・」

「え?1個?2個あったんじゃないの?」

ごにょごにょ言うミミズからの説明を、
なんとか僕は理解した。

この間、
ミミズ兄がいない間にガラスケースからとったガチャガチャは、
僕用の1個ではなく2個だった。

ミミズも、
そのガチャガチャの中身をよくみたかったらしい。

しかし、
ミミズはそれをなくしてしまった。

なくしたのは、
なんとも早い次の日のことだった。

ミミズ兄はしばらく気づいていなかったが、
昨日ついに気づいてしまったらしく
カンカンだという。

なくしたことは告げてないものの、
とりあえず1個返せば
機嫌を直してくれるはずだとのこと。

ただガチャガチャを返せばいい・・・

なのに・・・僕は
どうしてもどうしても、
それを手放したくなかった。

もとはといえば、
ミミズ兄のものであるにもかかわらず。

僕は意味不明な理屈を重ねて
断固拒否の姿勢をとった。

ミミズはもう泣いてる。

ギョロ目が潤んで、
ひどく気の毒な顔になっていたのに・・・

「僕はお前にもらったんだぞ!
お前の兄貴にもらったわけじゃないし!
なんでお前の兄貴に返さなきゃいえないんだよ!」

「おねがいだよぉ~・・・
兄ちゃんイライラしてて・・・
すごく怒られる・・・」

「しらねーよ!
あー・・だったらだせばいいじゃん。
ガチャガチャいって」

「むりだよぉ・・・
そんなことわかってるくせに!」

キッとミミズが僕の顔をにらみつけた。

初めてミミズのこんな顔を見た・・

ミミズのくせになんなんだよ・・・

僕は顔をそむけて知らないふりをした。

しばらくミミズは、
僕の隣でたっていたようだが、

先生が入ってきて目線を戻すと、
ミミズは窓際に席に戻っていっていた。

「・・しらねーよ・・ほんと・・・」

あの、ミミズが僕を睨みつけた目が・・・
それが僕が見たミミズの最後の目。

そして顔。

朝あんなに晴れていたのに、
ものすごい夕立がきて、
車がスリップしミミズに激突した。

即死だった。

ガチャガチャのある店の前で・・・

僕に、初めてとてつもない罪悪感がのしかかってきた。

葬式の時にもまともに写真を見ることができず、
ひたすら心のうちで謝るばかり・・・

勘違いでもなんでもない。

あの日僕が返さなかったから、
ミミズは店のガチャガチャをやりにいったんだ。

わらにもすがる思いで!

そのときはねられたんだ!

それでしんだんだ!!

ミミズが死んだ!!!

僕のせいで・・・?

初めてづくしの一日だった・・・

初めて自分の行動を恥ずかしく思ったし、
初めて自分の性格というものを考えた。

そして何より、
初めてミミズの立場になってみたのだ。

ミミズはなんであんなに、
僕のわがままを許してこれたんだろう・・・

僕はあんなことされたら絶対怒るのに、
蹴りいれてるのに。

いらないガチャガチャなんて渡されても困るだけだし、
ずっと馬鹿にされたら・・・

自己嫌悪になりながら寝床について、
その日は電気を消した。

暗闇の中にガチャ玉が浮かんでた。

中にはあの幻の怪獣が入ってる。

ミミズの兄貴の・・・

でも今は僕のだ!

中の怪獣が叫び始めた。

小さい目のはずなのに、
なんだか大きく見えてきた。

おかしい。

こいつに黒目はないはずなのに・・・

キョロリと僕を睨んだのはミミズの目。

「まっくらだ!ここはまっくらだよぉ!」

青ざめて目覚めると、
すぐ横からコツリと音がして、
ガチャポンが落ちた。

夢の中のガチャポン・・・

ミミズから僕が奪った・・・!

僕は幽霊はいると信じていたから、
この偶然が偶然に思えなかった。

それから5日間ほど僕は似たような夢を見続け、
ミミズがすぐそばで睨みつけている感覚がどうしてもとれず、
日に日に食欲がなくなっていった。

家族はもちろん僕の周囲の人たちも、
僕の異変には気づいていたようだが、
大切な友達が亡くなったショックだろう、
と思って当然だった。

「・・・悪かったよ・・・許して・・・!」

何をすれば許されるのか考え続けていた。

そしてふと気づいた。

というか、
なんでそれまで気づかなかったのか。

夢の中でもガチャガチャがでてきてたじゃないか・・・

もしかして返せば、
ミミズも無事成仏してくれるんじゃないだろうか・・・と。

そんなことで許されるもんなのか・・・

でもとりあえず、
これはもともと僕のものじゃないんだ。

返さなきゃいけないんだ。

ミミズの家に呼びかけると、
ミミズ兄だろう人がでてきた。

意外とミミズには似てない目をしていたが、
表情をギョッとさせた。

というのも、
僕の顔が相当やつれていたらしい・・・。

「僕××(ミミズの名前)くんの友達です。
それで・・・これ・・・」

「・・・あ、これか。
あいつ・・・君に渡してたんだね」

「はい・・・あの、お返しします」

「いいよ。あげるよ。
最後に君にわたしたんだろ?」

「返します。
お願いです・・・お願いだから」

泣き崩れてしまった。

もう子供の僕には限界で、
全て話してしまいたくなって、
ミミズ兄に夢のことなど全て話してしまった。

ミミズ兄は長い間黙っていた。

「そうか・・・
そんな夢を見ちゃったんだね。
怖かっただろ」

「・・・当たり前なんです。
あいつにひどいこと沢山したし・・・!」

「でもさ、○○くん。
あいつは、そんなたたるような性格してないよ」

「・・・」

ああ確かに、
ミミズが人を恨んでたたるような性格には見えなかった。

「きっと夢とか××の気配とかもさ、
○○くんが自分を責めるから、
見えたり感じたりするんじゃないかな」

「・・・でも・・・」

「・・・それに実をいうと、
あんまり人には言ってないんだけど、
君には特別に教えてあげるけどね」

「はい・・・?」

ミミズ兄は声を潜めて話し始めた。

「俺霊感あるんだ。
親にも内緒にしてるんだけどね。
今君の周りにはなんにもいないよ。
もちろん××も」

「ほんとに?」

「本当さ。
いいか、結構幽霊とかって、
人の勘違いが大半なんだよ。
君は反省してるんなら、それでいいじゃん。な!」

僕は単純だったこともあって、
霊感があるという人が

『僕の周りに何もついていない』

というその言葉だけで、
スーっと肩が軽くなっていった。

それからの2、3日して、
僕はすっかり元通りになっていた。

好き放題に遊びまわり、
食べまくりもした。

変わったといえば、
少し前よりは思いやりという心が増えたはず。

あれは何日後のことだったか。

暑い晴れた日の放課後、
みんなで野原に囲まれた土の上でサッカーをしていた。

ミミズのことなど皆忘れていた。

僕も正直、もう切り替えていた。

これからは皆にあんなわがままはしない!

ボールが僕の頭上を大きく飛んでいった。

「とってくる!」

野原をかきわけていくと、
最近は遊びに使わなくなった小川が見えてきた。

思えばその頃から川が汚くなり始めていて、
皆臭いといって近づかなかったのだ。

ボールは川の一歩手前で止まっていた。

ボールを手にとると、
自然と濁った水面の中にあるゴロゴロしたものが目に付いた。

大量のガチャガチャ・・・

僕らが集めてたシリーズの人気のないやつ。

僕がミミズに押し付けた・・・

後ろに冷たい気配と冷たい感触が襲ってきて、
振り向こうとした時、
されるがままに、僕は川の中に突き落とされた。

川はあんなに日が照っていたのに、
ひどく冷たかった。

だがそれ以上に、
足元に激痛が走る。

そのとき、僕の足にひびが入ったらしい。

思ったよりも小川は深くて、
仰向けにのんびりしていたら溺れてしまうから、
必死で身をおこしていたが、
冷たいし痛いし、でも足が痛くて起き上がれなくて、
だんだん感覚がなくなっていった。

このままじゃ死んじゃう!

「だっ誰かー!!たすけてー!」

野原にはミミズが立っていた。

僕の体温はさらに下がっていった。

なんだ?これも幻覚なのか?

幻覚だから、
ミミズの髪がそよ風になびかないのか・・・

ふと僕は、

『僕はここにきちゃいけなかった』

と悟った。

ここはミミズの秘密の場所だったんだ・・・

なぜか頭の悪い僕にもわかった。

目の前に立っている無表情のミミズの気持ちが
よくわかる気がした。

背中を押したのは
きっとミミズだったんだろうけど、
そのときは必死だった。

「助けて!たすけて・・・
足が動かない・・・このままじゃしぬ!」

ミミズなら助けてくれるだろ・・・

いつもよくみたミミズの顔だ。

困ってるけど笑ってる顔。

ギョロ目を細くさせて・・・

今ではその目から涙をしたたらせて・・・

「ぼくはそんないいやつじゃないよ・・・」

ハハハハハとミミズが笑う途中で、
僕の意識は途切れた。

病院で母に、
あのガチャガチャを
ミミズ兄に渡してもらうよう頼んだ。

断れても絶対に渡すようにと。

それからは夢の中でも現実でも、
彼に会うことはなかった。

あれからミミズ兄とも会ってないが、
思うに、霊感があるといったのは、
僕を落ち着かせるためについた嘘だったんだろうと思う。

ミミズはやっぱり、
あのガチャガチャを返して欲しかったんだ。

あれから僕はだいぶ考え方がかわった。

まあ、まともな考えをするようになっただけ。

その後もミミズのような人間に会うが、
なんでもなさそうな顔をしている彼らも、
恨むということを知っている。

決して許してくれてるわけではないのだと。

僕自身も天狗にならないように気をつけている。

22 名前:トンカラリン助

2025/06/16 (Mon) 10:26:53

小学3、4年生くらいの頃の話です。

「百物語をやろう」

と、誰かが言ったのがきっかけでした。

とはいっても、
1人で何十個も怖い話を知ってるわけもなく、
10名が1人10個ずつ話す事になった訳です。

私も必死で怖い話を覚えて参加したんです。

まあ100個と言っても、
似たような(ほぼ同じ)話もちらほら。

ローソクも2、30本ずつ立てて、
残り少なくなったらまた火をつける。

体育倉庫に忍び込んでやってたんで、
すごく狭かったんですよね。

私も話し終わり、
70話、80話と、どんどん進んでいったんです。

放課後から始めたので、
すでに日は落ちかけてます。

そして、
最後の人が100話目を話し終え、
ローソクを消す・・・

数秒の沈黙が恐怖をかきたてたのだけど、
何も起きず。

誰かが

「なんだよ、やっぱなんにもおきねーじゃん」

と。

私もちょっとだけ期待してたんですが、
まあこんなもんかとね。

大体、同じ話とか、
ローソクをいっぺんに立てないとか、
ダメな要素満点だったし。

でも、それまでのなんともいえない緊張感ってのが楽しかったので、
それなりに満足して、みんなして体育倉庫を後にしていく。

最後に私が体育倉庫のドアを閉めて振り向き、
なんとなく人数を数えたんですよ。

1、2、3・・・7、8・・・9・・・??9人?

みんな歩いていたし、
最初は数え間違えだと思ったんです。

みんなを呼び止めました。

「ちょっと!!」

あまりにデカイ声だったのでしょう。

みんな私のほうを振り向いて、
歩みを止めました。

私は無言のまま、
もう一度人数を数えました。

・・・やはり9人しかいない。

おかしい。

「なあ、誰か先に帰った?」

先頭のほうを歩いてた奴が答えた。

「いや、誰も帰ってないと思うぞ。
どしたん?」

私は正直、訳が分かりませんでした。

1人足りなかったんじゃないんです。

問題は、
1人足りないと思われる人が、
誰か分からないんです。

私は答えました。

「え?だって、10人でやってたでしょ?
いま・・・9人だよ・・・?」

みんな人数を数え始めました。

そして、みんなの顔色が、
目に見えて変わっていったのが分かりました。

そして、私と同じ疑問を口にしていました。

「なあ・・・誰がいなくなった?」

そうです。

確かに1人居なくなったのに、
それが誰だか思い出すことが出来ないのです。

その場の全員が。

誰かが言いました。

「今日は遅いから帰ろう・・・」

みんな無言で帰っていきました。

次の日からクラスには、
誰もいない席が一つ出来ました。

誰かいたような気はするが、
先生も含め誰も思い出せません。

名簿にも載っていませんでした。

1人の人間が消えたという事実が、
あったかどうかすらあやふやになってしまいました。

それから10年以上たちます。

今では百物語をやった事すら、
記憶から消えようとしています。

でも、たしかに最初はいたのです。

誰も覚えてません。

これからも思い出すことはないでしょう・・・

永遠に消えた、クラスメートの存在を・・・

23 名前:トンカラリン助

2025/06/16 (Mon) 10:49:12

小学5年生の時のこと。

うちの小学校の音楽室は、
1人1台のオルガンが机代わりになっていた。

田舎の小学校だから、
かなりボロい旧型のオルガンだ。

音楽の担任はYという
少しキザで神経質な中年男性で、
ある時、このY先生が

「このあいだから、
誰も触っていないのにオルガンが鳴るんです」

と言い出した。

最初は生徒の誰かがイタズラしているんだろうと思っていたそうだが、
放課後に1人で音楽室で仕事をしていた時も鳴ったのだという。

それからしばらくして、
音楽の授業中にみんなで合唱していると、
Y先生は突然

「鳴ってる!」

と叫んで、ピアノの手を止めた。

確かに、
生徒全員が息をのんだ音楽室に、
静かにオルガンの音が響いている。

「シですよ、これはシの音です!」

とY先生はイライラした様子で言った。

やがて、
音楽の授業中にオルガンが鳴ると、
Y先生は生徒を全員起立させて両手を上げさせ、
生徒のあいだを歩き回って、
誰も触っていないことを確かめるようになった。

鳴るのはいつもシの音で、
全員がバンザイしている中、
古びたオルガンの音が静かに流れ続けるのは無気味な光景だった。

1人の男子が不思議さに耐えかねて
オルガンの蓋を開けようとすると、
Y先生は

「触らないで!見てはいけないもののような気がする」

と彼を止めた。

こういうことがしばらく続き、
翌年3月にY先生は自分から学校を辞めて行った。

退職理由は

「オルガンが鳴るから」

だったそうだ。

それからオルガンがどうなったのか、
記憶にない。

記憶にないということは、
Y先生の退職後はオルガンが鳴らなくなり、
生徒たちはいつしかそのことを忘れていったのだと思う。

その後、
自分は中学の時にY先生が体調を崩して療養中だと聞き、
成人式では

「死因はわからないが数年前に亡くなった」

と聞いた。

Y先生の死とオルガン事件を結びつけるつもりはないが、
最近になって、
誰も触っていないのにオルガンが自発的に鳴ることがあるのか
気になりだした。

ググっても出て来ないので、
知っている人がいたら教えてほしい。

24 名前:トンカラリン助

2025/06/16 (Mon) 10:56:31

里帰りして昔話に花咲かしてたら、
面白い出来事を思い出したので投稿してみる。

僕が小学5年生の頃、
九州の方からKというやつが転校してきた。

当初は妙な方言を使っているという理由で苛められていたが、
小学生だけあってすぐに打ち解けた。

僕とYとDとKは特に仲良くなって、
毎日のように一緒に遊んでいた。

そんなある日、
近所の寂れた神社で暇を持て余してたら、
Kが「ヒモロギアラシをしないか」と提案してきた。

ヒモロギアラシと言われても、
当時小学生だった僕らは、
ヒモロギという言葉の意味すら知らなかったのだから、
当然チンプンカンプン。

「それはどんな遊びだ?」

とKに尋ねたところ、

「神様を探す遊びだ」

とのこと。

後で分かったのだけど、
K自身も詳しく理解していなかったらしい。

とにかくやってみようということになって、
Kにやり方を教わった。

手順は簡単で、
神社の境内でどんぐりを集めて、
そのどんぐりを神様の居そうな場所に土を盛って立てる、
というものだった。

さっそく僕らは境内を探し回って、
各々の場所にどんぐりを設置した。

僕は霊感とかそういうものには疎いので、
深く考えず木の根元に設置。

Yは

「神様なら社にいるだろ」

と社に設置。

Kは鳥居の脚付近に設置。

Dは腰を掛けるのに
丁度良さそうなサイズの苔むした岩の上に設置していた。

その岩があまりに厳かだったから、
なんとなく皆Dが正解のような気がしたらしく、

「Dいい場所みつけたな!いいな!」

とか言ってた。

それで、

「この後どうするんだ」

とKに聞くと、

「明日までこのままにしておく」

と言い出したので、
皆白けてかくれんぼして帰った。

次の日、
僕はどんぐりの事もすっかり忘れていたので、
早々に帰宅しようとしていたら、
Dに捕まって、神社に集合することになった。

一番期待度が高かったのに、
結果を見ず忘れ去られるのが、
Dにとっては不満だったらしい。

放課後。

神社に四人集まってから、
一つ一つを確認していった。

僕とYとKのどんぐりは何事もなく
そのままの姿で残っていたが、
Dのどんぐりだけは土が崩れて倒れていた。

K曰く

「どんぐりが倒れていたら正解だ」

とのことで、
Dは大喜びで、

「ほら見ろ!俺の勝ちだ!」

と誇らしげだった。

するとKがなにやら神妙な顔して、

「倒れたのを見たのはじめてだ。
今まではこんなことなかった。どうしよう」

とぶつぶつ言いだした。

不安そうなKを見て、
Dも先ほどとは一転して、

「もしかして俺なにかまずいことしたか?」

とオロオロ。

Kが

「実はこれ前の学校で、
危ないからするなって先生に言われてたんだ」

と言うと、Yが

「Dが正解したからって嫉妬してるんだろ」

とおちょくっていた。

僕はどうでも良かったというか、
その日はドラゴンボールの放送日だったので早く帰りたかった。

なんとなく気まずい空気の中、
その日は皆何事もなく帰宅した。

翌日、学校へ行くとDの姿がない。

朝礼が終わったあとに、
先生からDは病気で休みだと告げられたので、
昨日のことを思い出して不安になった僕らは、
Dの家へ見舞いに行くことにした。

出迎えた母親が予想以上に悲痛そうな顔をしていたので、
これはただ事じゃないとわかった僕は急に罪悪感に駆られて、
丁寧にもてなしてくれるDの母親の顔を直視できなかった。

言われるがままに二階のDの部屋へ案内され、
そこで見たのは、尻を倍ほどに腫らしたDの姿だった。

腫れの熱で意識が朦朧としてるのか、
Dは僕らの存在に目もくれず、うんうん呻っていた。

母親が言うには、
今朝起きた時には既にこんな状態だったらしい。

どうすることもできず、
僕らはDの家をあとにした。

帰り際にKが、

「俺のせいだ。Dは祟られたんだ」

と泣きそうな顔していた。

その後、Kが父親に訳を話したようで、
父親はしこたまKを叱りつけ、
Dの母親に謝りに行き、
神主を呼んで御払いをすると、
すぐにDの腫れは快方に向かい、
一週間後には学校に来れるようになっていた。

あとでKの父親から事情を聞いたDが教えてくれたのだが、
ヒモロギアラシは、
Kの前の学校で誰ともなく始めだした遊びらしく、
霊的な意味合いより、
設置した物を踏んで怪我人がでたので禁止されたらしい。

どんぐりに特別な意味はなくて、
境内にある尖ったものなら何でも良かったそうだ。

Kの尻の腫れも、
祟りだったのかどうか未だにわからない。

という思い出話で盛り上がってる内に、
その神社に初詣に行こうということになった。

Dは

「さすがにもう神様も許してくれてるだろ!」

と古傷を忘れたように軽快だったが、
石段で足を滑らせて思いっきり尻餅ついてました。

25 名前:トンカラリン助

2025/06/16 (Mon) 11:03:02

23区内に住む友人の弟さんの経験談。

自分は友人から聞いた。
(典型的)

その地区の弟さんと同年代の男子は、
小学生時代のある一時期、
骸骨の男の子とよく公園で遊んでいたらしい。

『骸骨』は痩せ細った様の比喩でなく、
そのまま骨格標本の如き骸骨という意味。

ちなみに服は着ていたとのこと。

この手のものって、
創作にしても夕方以降に出るのがセオリーだと思うんだが、
普通に昼間遊んでたそうな。

放課後だから夕方に近いと云えば近いけど、
少なくとも誰そ彼時ではない。

で、その骸骨くん。

外見以外はごく普通の男の子で、
公園で遊んでいる間は、
子供達も特に恐怖を感じたりはしなかったという。

初対面時はぎょっとしたが、
何かこう、そういうものとして受け入れたそうだ。

そんな訳で、
骸骨くん出現後も、
子供達は公園に通い続けた。

が、何度目だかに、
日が暮れ始めたから帰ろうという時になって、
骸骨くんがもっと遊びたいと言い出し、

「親が心配する」

と断って帰ろうとする弟さんについて来てしまった。

そこで初めて弟さんは少し怖くなったらしい。

なんとなく家に入れたら不味いんじゃないかと感じたそうだ。

結局骸骨くんはマンションまでついて来たが、
急に家に上げることは出来ないと説明し、
弟さんはマンションの中に駆け込んだ。

入り口がオートロックタイプではなかったため、
部屋まで着いて来るのでは…と心配したが、
幸い杞憂に終わった。

ただ、自室に入る前に、
廊下からこそっと下を覗き込んでみたところ、
まだ入り口でうろうろしていたとの事。

そのマンションは入り口に、
防犯用の赤外線センサー?が取り付けられているそうで、

「どうもその付近から先には進めないようだった」

という話。

つまり骸骨くんは、
弟さんの迷惑を考えて入るのを遠慮した訳ではなく、
センサーに阻まれ“入りたいけど入れない”状態だったらしい。

夕暮れ時ってのもあいまって、
流石にその様子を不気味に感じた弟さんは、
その日初めて家族に骸骨少年の話をした。

友人一家は空想か何かだと思い、
その時は弟さんに適当に話を合わせたが、
いくらもしないうちに、
ご近所で同種の話を耳にするようになって驚いた。

弟さん以外にも、
骸骨少年について来られた子がいた訳だ。

ここに来てようやく怖くなってきた子供達が親に打ち明け、
その話を子供の想像力の産物と捉えた親が、
笑い話として他の親に話したり、
子供の怯えぶりを心配してご近所の父兄に相談したりして、
結果、

「何だかよく判らないが、
うちの子だけの空想話では済まないようだ」

という話になった。

勿論、大人達は子供の話をそのまま信じた訳ではないが、
とにかく子供達が怖がっているのは事実なので、
パトロールをしてみたり、

『こういう噂があります、
不審者に注意。公園で子供を遊ばせないように』

というようなチラシも、回覧板で廻された。

地元の学校でも、
公園で遊ばないよう児童へ注意があったという。

ちなみに、
目撃者・遭遇者は小学生以下にほぼ限られ、
当時中学生だった友人も、

「自分自身では見ていないし、
大人達の中にも見た人は居なかったと思う」

とのこと。

友人の知る限りという限定付きだけど、
骸骨少年について来られた子は、
ほぼ全員マンション住まいか、
閂つきの門扉がついてるお宅の子で、
玄関先まで来られてしまったパターンは、
幸いにして無いという話だった。

そういう家に住んでない子の例も少数あったらしいが、
知り合いの住むマンションに駆け込んで事無きを得たとか。

従って、
センサー・閂無しの場合や、
家に上げるとどうなるかは不明。

赤外線センサーがあると何故駄目なのかも不明だし、
そもそも、本当に赤外線センサーが駄目だったのかどうかも実際は不明。

また、骸骨少年は単に遊びたいだけのようで、
家に上げなかったことで、
その後恨まれた・危害を加えられた・霊障があったといった話は皆無。

正体も、公園との因果関係も、
その後出没しなくなった理由も不明。

結局、いつの間にか目撃談はなくなって、
自然と事態は収束したそうな。

一応当時の大人達の感触としては、
子供達の狂言とは思えなかったとの事だけど、
一種の集団ヒステリーだったのかなあ、という気もする。
(それか全部友人の創作か)

ただ何か、
夕暮れのマンションの前でうろうろする骸骨少年とか、
当たり前みたいに骸骨と遊んでて、
後からじわじわ恐怖を味わっただろう子供達の心境とか考えると、
ほんのり怖かったので投下させてもらった。

「不明部分は不明のまま、
こういう騒ぎが昔あったのだけは確かだけど、
見てないから骸骨話が本当かどうかは判らない…」

てスタンスで話してくれたので、
何か余計に怖かった。

友人曰く、

「地元民なら回覧廻ったくらいだから覚えているはず」

との事。

26 名前:トンカラリン助

2025/06/16 (Mon) 11:25:28

俺が中学2年の頃の話。

当時俺のクラスでは
教室の後ろに「私書箱」というものが設置してあった。

授業の意見や改善点などを手紙に書いて入れる箱があり、
それを放課後担任のS先生が見て
参考にしたいという提案から置かれたものだ。

ある日、
その私書箱の「私」の部分が
「死」に書き換えられていた。

クラスではやんちゃ三人組だった
俺、Y、Dの誰かがやったんじゃないかと噂していた。

だが勿論俺はやってないし
YとDもやっていないとのこと。

結局犯人は見つからなかった。

数日後、
Yが放課後の教室で首を吊って死んでいた。

また私書箱からは、

「クラスのみんな、
今まで授業中うるさくしてごめんなさい」

という文面の遺書のようなものが発見された。

Yの葬儀から数日後、
Dが放課後の教室で首を吊って死んでいた。

そしてまた私書箱から
Yと同じ文面の遺書のようなものが発見された。

俺はなぜ親友の2人が自殺したのか検討もつかず、
とにかくショックを受けていた。

と同時に
あのクラスが不気味に思えて学校に行かなくなった。

ほどなくして俺は転校した。

新しい学校に通い始め、
新しいクラスにも慣れてきたある日の放課後、
家に帰りテレビをつけると、
ニュース速報が映し出されていた。

俺はそのニュースに目が釘付けになった。

前の学校が映っている。

…教師が自殺…?

「自殺した担任は殺害された少年2人の担任であり、
遺書には

「普段からうるさく、
言うことを聞かず、
いつも殺したいと考えていた」

と記されており…」

…YとDは自殺ではなく、
当時の担任S先生に殺されていたのだ。

そしてそのS先生が自殺した。

たまに怒られはしたが
普段は優しく若い女性の先生だった…なぜ…
と思うと同時に寒気がした。

転校していなければ、
もしかすると俺もすでに…

ガチャン

鍵をかけていたはずの玄関が開いた。

俺は恐怖でゆっくり後ろを振り向いた…

母だった。

「ただいまー。
何その幽霊でも見たような顔はー!
まあいいや、あんたに手紙来てたよ。」

ホッとした俺は宛名の書かれていない手紙を受け取り、
封を切った。

そこには全て赤い字で書かれていた。

「逃げ切れると思うなよあははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは」

あれから15年経ったが
俺は精神を病み続け、
外に一歩も出られないでいる。

27 名前:トンカラリン助

2025/06/16 (Mon) 11:30:30

自分が小学3年ぐらいの時の話だから所々曖昧だし、
担任から聞いた話だけど。

小学3年の時、
HRで担任がA先生がこの間学校であった出来事を話してくれた。

A先生は放課後、
自分のクラスでテストの採点をしていた。

すると教室の前を
生徒がスッと通って行ったらしい。

もう生徒もみんな下校している時間で
生徒の誰かが居るのはおかしいな?と思いつつも
帰るように注意する為にその生徒の後を追った。

しかしその生徒は声をかけても振り向かず、
さらに早いスピードで歩いていった。
(走っていたかな?)

A先生はおかしいと思いつつも
生徒を追いかけた。

するとその生徒が
とある扉のとこに入っていった。

A先生も追いかけてそこに入ろうとすると、
その扉の向こう側が無かった。

そこはたしか避難口で、
いつもちゃんと施錠されていた所。

しかも生徒の姿も消えていた。

A先生がいた階は4階で、
あと少し扉の向こうに行けば
落ちて死んでいたかもしれない。

この話はこれで終わりだけど、
身近でこんな本の中のような話があったことに
衝撃と怖さを今でも覚えてる。

28 名前:トンカラリン助

2025/06/16 (Mon) 11:37:30

小学校6年生のときのことだから
もう10年以上前の話になります。

私の小学校は鉄筋でしたが
内装はすべて新木造といわれるもので、
やわらかい感じが
児童の心身にとてもよい効果があるという話でした。

実際にこれを採用した中学校では
生徒が荒れることも少なくなり、
小学校でも校内で転んでの大怪我が減ったそうです。

築後10年くらいだったと思います。

ただ木の塗装した表面が柔らかかったので、
爪でひっかくとわずかな力で彫れてしまうため、
いたずら書きは厳禁されていました。

それでも落書きをするワルガキは
後を絶ちませんでした。

クラス替えして
6年生になったばかりの4月のことです。

私は環境委員になり、
放課後の活動として
落書きを見つけたら紙やすりで消すという仕事をしていました。

これをやるとあちこち白くなりますが、
そこには後でラッカーのスプレーをかけるのです。

また、ひどい悪口などを見つけたら
先生に報告するのも仕事の一つでした。

この校舎は3階建てで、
3階が5・6年生、
1階が1・2年生と支援学級でした。

私とAさんBさんが6年生の委員で
3人でけっこうはりきって消してまわりました。

細かいキズは無数についていて、
それを全部消してしまうとあとの処理が大変なので
大きなものだけみんなで紙やすりでこすりました。

個人名が書かれた部分を見つけたら
そこに赤いビニルテープを貼って、
後で担当の先生に見せます。

あまりひどいのは
彫ったのが在校生とわかれば
書いた子が怒られることもありました。

小学生の女子はけっこうこだわりが強いので
隅々まで探しましたが、
活動は1時間くらいで終わりました。

先生に報告に行こうとしたら、
Bさんが

「まだ、屋上へ行く階段を見ていない」

と言い出しました。

屋上は立入禁止になっていて
ドアにはいつも鍵がかかっているはずですし、
その階段で遊ぶのは禁止されていたので
きっと落書きなどないと思ったのですが、
まだ帰りたくなかったのでいってみることにしました。

その階段は一般の階段より幅が狭く、
防火シャッターが降りて
封鎖できるようになっています。

踊り場もなく10段くらいで、
突き当りに屋上へ出る上半分が
すりガラスになった一枚ドアがあります。

階段は木製なのですが、
予想どおり調べても
ほとんど落書きも大きなひっかきキズもありません。

戻ろうとしたらAさんが

「あ、名前彫ってあるよ」

と大きな声でいったので見に行くと、
屋上ドアに近い手すりの部分に、

「もういくからね
みんなサヨナラ
マサミ」

と彫られていました。

薄いキズだったので
コンパスなどでなく
爪で彫ったのだと思いました。

よく探さなければ見つけられないようなものでした。

かなりホコリがたまっていたので
古いものだと思いましたが、
名前が出ているので
テープを貼り付けました。

その後、
委員会を担当している5年生の女の先生と一緒に
確認して歩きました。

先生は

「みんな頑張ってやったね」

とほめてくれましたが、
屋上への階段へ連れて行って
その落書きを見せると

「マサミねえ。
男か女かもわからないね。
5年生にはいない。
6年生にいる?」

と私たちに聞いて来ました。

私たちは各クラスから一人ずつ出てきているのですが、
マサミという子供はだれも心当たりがありませんでした。

先生は

「卒業生かもしれないね。
先生もこの地域に来てまだ2年目だからよくわからない。
後で長くいる先生に聞いてみるね」

と言い、

「それにしてもサヨナラなんて
なんか気持ち悪いね、
卒業するという意味なんだろうけど」

と続けました。

次の日も活動がありましたが、
Aさんが来ていません。

どうやら学校を休んだようでした。

その日は話し合いだけでしたので、
活動が終わったあと
先生に階段の落書きのことを聞いてみたら、

「・・・あれはやっぱり
卒業した子が書いていったみたいだね。
消しておきましたよ。
そんなに深いキズじゃないと思ったけど、
けっこう深く彫られてたね」

という答えでしたが、
なんだか話しにくそうな感じを受けました。

帰りにBさんと階段に行ってみたら、
きれいに削りとられて
厚くラッカーが塗られていました。

Aさんは次の日もお休みでしたので、
Aさんのクラスの担任の先生に尋ねると、
この季節には珍しいインフルエンザで
出校停止になっているとのことでした。

そして次の日Aさんは亡くなりました。

これは後でわかったのですが、
40度近い高熱で寝ている最中、
おかあさんがちょっと目を離したすきに
マンションの5階のベランダから飛び降りたのです。

次の日、朝集会で
校長先生からそれについてのお話がありました。

それから3日くらいして
Bさんが学校を休みました。

BさんとはAさんよりも親しく、
元気のない様子が続いていたので
とても気になりました。

そこで家に帰ってから
Bさんの家に電話をかけましたが、
ずっと留守でした。

夜10時過ぎ、
Bさんから電話がかかってきました。

Bさんは沈んだ声で、

「今日はお父さんとお母さんの入ってる宗教の施設に行って
ずっと拝んでもらってたの。
私、転校するかもしれない。
この学校にいてはいけないんだって。

それからね、マサミって子のことわかった。
8年前に学校の屋上から落ちて死んだ6年生の女の子だよ。
遺書もなにもなかったから事故にされたんだって。

でも、このこと忘れたほうがいいよ。
・・・来るから。
あの階段に行っちゃだめだよ。・・・
お母さんが怒ってるからもう切るね、さよなら」

これで電話は切れてしまいました。

そしてBさんは一度も登校しないまま
転校してしまいました。

新興宗教の本部のある都市に行ったと
後で聞きました。

それからは
その階段の場所へは近づかないようにしていました。

環境委員にはAさんBさんのクラスから
新しく選ばれた人が来て、
そのうちのCさんと仲良くなりました。

そしてそのCさんに
階段の話をしてしまったのです。

Cさんは活発な子で、
見てみたいというので、
学校にみんながいる時間なら
変なことも起きないだろうと思い、
昼休みにいってみることにしました。

階段のあるところに行っても
他の子どもたちのがやがやした声が聞こえてくるので
怖いという感じはしませんでした。

前に書き込みのあった手すりを見ると、
ラッカーが塗られた上に新たな文字が浮かんでいます。

「友だちができたよ
マサミ」

と読めました。

「えっ、これウソ~」

と私が言ったとき、
けたたましい音がして
非常ベルが鳴り出しました。

シャーンと音がして
非常シャッターが下り始めました。

「たいへん」

とCさんが言って
半分まで降りたシャッターをくぐり出ました。

私が下まで行った時には
もうくぐれない高さになっていました。

シャッターが全部降りると
非常ベルの音が小さくなり、
コツコツという音が背後からするのがわかりました。

振り返ると
屋上へのドアのガラスを
外側からだれか叩いています。

すりガラスに人の影が映っています。

やっとガラスに頭が出るくらいの背丈で
大人ではありません。

その人の右後ろにもう一つ影が見えます。

「・・・ここ開けて」

亡くなったAさんの声です。

それに重なるように

「あ・そ・ぼ・う・よ・・・」

別の声も聞こえてきます。

ガタガタと
ドアのノブを揺するような音がしてきました。

私はドアに背を向けて
階段の下のシャッターをガンガン叩きました。

屋上へのドアが開いた音がします。

思わず後ろを振り向くと、
逆光でよくわかりませんでしたが、
ねじくれたような人が
半分開いたドアから入ってこようとしています。

私は涙でびしょびしょになりながら
シャッターを叩き続けました。

「だれかいるのか」

男の先生の声がします。

「誤作動だ、今開けるからな」

シャッターがゆっくりと上がり始めます。

膝くらいの高さになったところで
身をかがめてはい出し
先生の手の中で泣き続けました。

シャッターが完全に上がったとき、
ちらりと階段を見ましたが、
屋上へのドアは閉まっており、
そこには何もいませんでした。

29 名前:トンカラリン助

2025/06/16 (Mon) 12:19:39

俺が小学生だった時の話

俺は小学五年の時に
あるオカルトじみた事件に巻き込まれた

当時俺の小学校は校則とか色々甘くて、
携帯とか皆普通に持って来てた

んで、
ある日俺の近くの席だったAの携帯が
体育の時間中に盗まれたんだ

机の中にしまってあったらしいんだけど、
授業が終わって戻ってきたらなくなってたらしい

それでクラスの皆で教室の中を探したんだけど、
見つからなかった

そんな中、
何故かAの親友だったBが俺を疑いだしたんだ

理由は俺の席が近いことと、
あとはよくわからなかった

でもなんか
誰かに何かを吹き込まれたみたいな感じだった

お前が盗ったんだろ?って言うから、
違うって言ったら、
じゃあ机の中調べさせろとか言いだして、
かなりウザかった

でもまぁ、俺は犯人じゃないし、
見られて困るものもないから、
どうぞって言ったんだ

じゃあBが俺の机から鞄から全部ひっくり返して調べだして、
でももちろんAの携帯なんかなくて、
ほらやっぱりー的な空気になった

そんでその日の放課後、
俺は友達二人と一緒に帰った

でもその帰宅途中、
一緒だった二人と別れた後、
俺の体操服袋の中から電子音が聞こえたんだ

ピピピピピピピピみたいな感じ

んで、調べてみたら携帯が出て来たんだよ

さっき皆で探してたAの携帯が

鳴ってたのは携帯のアラームだった

何故に俺の体操服袋から?って思ったけど、
他にもおかしい所が二つほど・・・

まず、俺の体操服袋は
さっきBが調べてたんだ

ひっくり返して中身も全部出してたから、
さっきは携帯は無かったのは間違いない

もう一つのおかしいところってのが
アラームの設定時間だ

正確には忘れたけど
午後四時ちょっと過ぎくらいに設定されてた

普通こんな時間にアラームなんか設定しないよな

これってなんか
俺に気付かせる為に設定されてたみたいな気がした

んで、まぁ本当ならAに返しに行けばいいだけの話なんだけど
Bが俺の事疑ってたし、
このまま返却したらなんか俺が犯人みたいじゃんって思って
携帯見つけた俺は相当焦ったわけよ

その辺に捨てるのもなんかAが可哀想だし・・・

それで俺は一端学校に戻って、
Aの机に携帯をしまいに行こうと考えたわけだ

ほんで、とりあえず学校戻って、
職員室で鍵借りて、
自分の教室に行ったわけよ

でも、せっかく鍵借りたのに
何故か教室の鍵開いててさ、
おかしいなって思ったんだ

でもまぁとりあえず
Aの机に携帯戻して帰ろうとしたらさ
バンッ!っておっきな音が背後でしたんだよ

俺、
びっくりして振り返ったんだけど
誰もいなくてさ

そしたら別のところでまたバンッ!って音がして
そっち見たけどやっぱ誰もいなくて
そのうちあっちでもこっちでもバンッバンッ!ってすごい鳴りだして
ラップ現象っていうの?

そういう感じになって
何ていうか机を叩いてるような音だった

周り見たけど人なんかいない

でも音だけはすごい鳴ってんだ

小学生の俺はビビりまくって走って逃げたんだけど
無我夢中って感じだったから気が付いたら、
自宅近くの道路まで来てた

それで家の近くまで来たからちょっと安心してたんだけど
さっきまでの事を考えて、
あれってイタズラとかじゃないなー
完全にオカルト的な何かだなーって思ってたら

急に俺のポケットに入ってた俺の携帯が震えだしたんだ

その時俺は携帯マナーにしてたから、
バイブが震えただけだったんだけど
それでもちょっとびっくりした

でもそれよりびっくりしたのが着信の相手だった

Aからだった

さっき俺が教室に戻してきたAの携帯から着信が入ってたんだ

で、怖かったけどとりあえず出てみた

もしもし、って言ったら、
逃ゲテモ無駄ダヨ、
って女の人の低い声が聞こえて
直後に切れた

俺は怖くて、
携帯放り出して一目散に逃げた

まぁ、
その日は家で震えてたけど
その後何も起こらなかった

でも、次の日になって
なんかおかしな状況になってきた

次の日学校行ったら、
Aの携帯はちゃんとAの机から発見されてて
なんとなく事件は解決っぽい雰囲気になってたんだ

Bももう俺の事をとやかく言ったりしなくて、
俺もホッとしてたんだけど

昼休みくらいに
隣のクラスのCってやつが
わざわざ俺の教室まで来て俺に、
昨日携帯盗んだのお前だろ、
って言い出したんだ

正直もう勘弁してほしかったね

どうも前日に教室の鍵借りた時に
隣のクラスの担任に見られてたみたいで
それを何かの拍子に聞いたCがわざわざ言いに来たみたいだ

携帯が今日Aの机に入ってたのは、
お前が昨日戻しに来たからだろってね

携帯を盗んだのは俺じゃないけど、
戻したのは確かに俺だから俺も返答に困って
なんか結局俺が犯人みたいな感じにされちゃったのよ

その日はもういたたまれなかったな、
皆の視線が痛かったし・・

でもそれもその日だけだった

次の日、
何故か携帯を盗んだ犯人はCだってことになった

これは後から知ったことなんだけど
何でもAの携帯が盗まれた次の日もそのまた次の日にも
携帯の盗難があったらしい

それも同じ時間帯に

大体五時間目~六時間目の間くらい、
ちなみにAの携帯が盗まれたのもその時間帯

Aの事件の次の日には
六年生と二年生の携帯、合計二つ

その次の日には六年生の携帯がまた一つ

Aのも合わせると
合計四つの携帯が盗まれたんだそうだ

んで、なんでCが犯人かってことだけど
単純に盗まれた携帯をCが持ってたらしい

なんか別の人の机の中に忍ばせようとしてたところを
現行犯逮捕されたみたい

じゃあAの携帯もCが盗んだのかなー
って流れになってたってわけ

でも、最初に疑われて、
しかもあのラップ現象に遭った俺は
なんとなくわかった

Cも多分知らないうちに
携帯を所持させられてたんだろうなってね

だからCにそのことについてきいてみたんだ

そしたらやっぱりそうだった

俺を犯人呼ばわりした日の帰り際に、
携帯が二つランドセルに入ってたらしい

で、六年の方の盗難の話を知ってたCは
すぐに盗まれた携帯だって気付いたんだって

でも俺を犯人よばわりするような目立つ事してたから、
返しに行けなかった

それでCは携帯をゴミ箱に捨てて帰ったらしい

それ聞いて俺はコイツ最低だなって思ったけど、
まぁそれはいい

次の日学校に来たら
机の中に捨てたはずの携帯が二つとも入ってたんだと

びっくりしてCは
その携帯を今度はゴミ捨て場まで持って行って
わざわざ捨ててあるゴミ袋を開いて、
中に携帯を捨てて、また結び直した

しかも、二つ別々に

誰にも見つからないように、
こっそりやったらしいけど
帰り際にランドセルを開けたら、
また携帯が入ってる

しかも今度は三つに増えてる

パニクったCは、
そうだ!誰かに押し付けちゃえ、って思って
近くの席のやつの机に携帯を忍ばせようとしたら見つかってしまった
っていうことなんだ

事件は大体こんな感じ

オカルト要素少なくてすまんが、
俺は机叩く音だけじゃなくて
携帯が消えたのも超常的な何かが働いてた気がするんだよ

だって複数の学年の携帯をそんな連日盗めるか?

Cの行動をそこまで読めるか?

疑問なんだよなー

ちなみにそれ以来学校に携帯持ってくることは禁止になりました

30 名前:トンカラリン助

2025/06/16 (Mon) 12:26:32

中学校の頃の音楽室での話。

音楽室の後方の壁に食器棚のような棚があって、
普段はカーテンがかかっているんだが、中を覗くと、
すごい古い誰かの手書きの楽譜とか、
完全に色が変色した古い教科書、
日付を見ると昭和34年とかの資料といった
どうやら授業ではもう使わないけど、
捨てるに捨てらんない系らしきもの?が色々入っていた。

右下が引き出しになっていて、
中にはやはり古いカスタネットや笛のようなもの、
あとボロッボロに錆びて完全にこげ茶色になっている
トライアングルが入っていた。

この音楽室には噂があり、
6時を過ぎてからこの音楽室で
この茶色のトライアングルを3回鳴らすと、
壁に貼ってある作曲家の肖像画の目線が
一斉に凝視してくるというものだった。

ある日、友人のAが女子達とこの話で盛り上がり、
すっかりテンション上がったAが、これを試して、
どうなったかあとで報告してやると言い出した。

一人でやっても証拠が無いからっつって、
Aと同じくバスケ部だった俺がどうしても一緒に行ってくれと言われ、
ついて行くことになった。

この音楽室には普通の教室と同じくドアが2つある。

黒板側と後ろ側。

後ろ側のドアのところは木琴と鉄琴が置いてあって
足の踏み場があまり無いんで、
授業で出入りする時も生徒は黒板側しか使わない。

後ろ側のドアは常時鍵がかかっている。

放課後、
音楽の先生が黒板側のドアは必ず鍵をかけてチェックするが
後ろ側しない。

コーラス部の人に頼んで後ろのドアの鍵を開けといてもらえば、
先生のチェックを逃れて後ろ側のドアを開け、
木琴とかもちょっとずらせば中に入れる。

そんなわけである日、
練習終わったあと中に進入。

初夏の頃だったので
6時でもまだ結構明かるかった。

俺ははっき言って怖かったので他の部員も誘いたかったが、
Aはそれをやると反対する奴が居そうでヤダというから結局2人っきり。

引き出しからトライアングルを取り出し、
Aが鳴らす。

チーン。チーン。チーン。

おそるおそる肖像画を片っ端から確認する。

どうやら変化は何もない。

3打目のトライアングルの残響も止み、
黒板のところの時計の秒針しかきこえない。

俺はこの雰囲気だけでなんか怖い。

音楽室の空気が
一気にずっしり重くなったような気がした。

Aは全然怖がってない。

「何も起こらないのかなー」

と顔に笑みを浮かべ、
さらにトライアングルを鳴らす。

チーン。4打目。
チーン。5打目。

俺はびびりつつAの様子をずっと見てた。

チーン。6打目。

6打目は唐突にAがトライアングルを手で握って音を止めた。

「出よう」

Aがトライアングルを席に置き、
俺の袖を引っ張りドアのところに引っ張って行く。

その顔に笑みは無い。

「どうした?」

「いいから」

俺はそこそこ強い力で
俺を音楽室から廊下につれ出された。

こいつは一体何を見たんだろうか?

音楽室からは出たのでもういいかと思って

「えっ、何、何、なんか出・・・」

「ちょ、(ヒーッ)」

Aは俺の『出た』という単語を止めたかったのだとわかった。

が、取り乱していて呼吸が整わず、
(ヒーッ)と息で音を立てただけだった。

怯えている。

まじでAが怯えている。

様子が尋常じゃないので、
俺はだいじょうぶだいじょうぶ、
どうってことねーってとか励ましつつ、
一緒に学校を出た。

そのままAには何も説明させず、
とにかく公園まで行った。

ベンチに座り、Aが落ち着くのを待つ。

ここからは学校は見えない。

音楽室にトライアングルを放り出して来てしまった。

Aはしばらく顔面蒼白で、
俺もどうしたらいいのかわかんなかったけど、
犬の散歩のおっさんが一人通り過ぎたのをちらっとAが見たので、
これをきっかけに聞いてみた。

「俺、何も気付かなかった。どの絵が動いたの?
ベートーベン?」

「・・・ビタワン」

「え?」

「だから、ビタワン」

黒板側の窓際には、
何やら書類の入った袋がいくつかあり、
そのうちの一つが何故か
ペットフードのビタワンの一番大きなサイズのビニール袋だった。

それにプリントされた犬の絵が目を真っ赤にし、
Aを凝視していたらしい。

これを聞いて、
家に帰ってから疑わしくなった。

Aは俺を怖がらして、
その様子を笑いにするために演技してんじゃねーかと思った。

次の日学校に行ったら、
俺がびびっていた様子を言いふらしてネタにするパターンか?と。

しかし次の日、
どうもAは誰にもこの話をしていなかった。

同行した俺のほうが
女子から昨日どうなったのと訊かれる。

やがてトライアングルを放置したことから侵入がばれた。

と言っても俺が一緒だったことはバレず、
職員室にAだけ呼ばれて怒られた。

その際、音楽室で見たことを全てAが話した上で、
Aの頼みで先生はビタワンの袋をやめて別の袋にした。

あれはもしかするとマジだったのかも知れない。

今俺は、ビタワンのデザインがちょっと怖い。

31 名前:トンカラリン助

2025/06/16 (Mon) 12:34:35

私が高校2年生の冬に体験した話です。

当時私は部活などやっていなくて、
放課後にはいつも仲良しメンツ5人で集まって遊んでました。

その日は、冬+雨ということもあり
部活のある生徒以外はすぐに下校していたのですが、
ノリで5人でかくれんぼをしようってことになって
学校内(広すぎるためエリア制限はいくつか作りました)
でかくれんぼをすることにしました。

じゃんけんで負けたI君が鬼になり、
みんなバラバラに学校内に隠れたんです。

私はチキンだから
暗く人が少ない学校内で一人でいたくなかったため、
友達のAちゃんを探して一緒に隠れようと思いました。

ケータイで電話し、
どこにいるか聞いたところ

「2-Cに隠れてる」

と教えてくれたので、
すぐに2-Cに行くと
電気の消えた真っ暗な教室の奥に
Aちゃんが隠れてました。

外も暗くてお互いの顔もよく見えない状態で
ひそひそ話しながら隠れていました

私「かくれんぼ楽しいね」

A「うん」

私「でもちょっと怖いね」

A「うん」

私「…幽霊とか出てきそう」

A「(なんかつぶやいたけどきき取れない)」

暗くて良く見えなかったものの
その後Aちゃんは無言で私の方を向いていました。

すると、
いきなりガラッとドアが開き
I君が教室に入ってきました。

I「おっ二人みっけ!誰?」

A「やだー!暗い教室で二人きりとかやらしぃー笑」

???

一瞬意味がわかりませんでした。

今隣で一緒に隠れているはずのAちゃんが
I君の後にいたんです。

私はぞっとし
心臓はすごい早さで鳴っていました

A「電気つけるよー」

一瞬で教室内が明るくなり、
すぐに横に目をやると誰もいませんでした。

ホッとしたと同時に真後ろから

「いるよ」

と声が聞こえ
私はあまりの怖さに
急いで教室から逃げ出しました。

この話を4人にしたところ、
私がAちゃんに電話をした時、
Aちゃんは既に見つかっていて
私の電話はノイズのようなザーっとした音と途切れ途切れの私の声、
その私の声とかぶさるように

「い-れ-て」

というクリアな声が聞こえたらしいです

私的に1番怖い体験でした

32 名前:トンカラリン助

2025/06/16 (Mon) 12:40:08

もう時効だと思うので書きます。

話の中に実在する固有名詞が出てきますが、

それを誹謗、中傷するものではありません。

小学四年生の二学期に、誰が持ってきたのか、
クラスで『うしろの百太郎』という心霊コミックが回し読みされ、
ちょっとたブームになった事がありました。

こ存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、その作中に、
妖精の存在を実証する方法が出てくるエピソードがあります。

具体的には、
寺社等の清浄な場所に生えている大木の根元に砂山を作り、
その頂上を平らに均して鏡を置き、
更にその上に薄く砂を被せておきます。

そして砂山の斜面に上り階段を作って一晩おくと、
翌日には階段と鏡に被せた砂の上に小さな足跡がついている、
というものです。

劇中でこれを行った主人公は、
悪戯な妖精に異世界(妖精界?)に引きずり込まれてしまいます。

十月の終わり頃だったろうと思うのですが、
クラスでも一二を争うヤンチャ坊主だったT君が、
果敢にもこれを試してみたと言い出しました。

T君曰く、
試した場所は彼の家の庭の一番大きな木の下という事で、
友人達は口々に

「それじゃあダメなんじゃないか?」

と言いましたが、
とにもかくにも結果を見るため、
放課後、六~七人くらい連れ立って
彼の家に行く事になりました。
(私を含め何人かは、
「学校に来る前に自分で足跡をつけてきていて、
皆を驚かそうとしているんだろう」と思っていました)

T君の家に着くと、
早速その庭の木の下に確認に行ったのですが、
当のT君が最も驚いた事に、
足跡どころか砂山自体がありませんでした。

予想外の展開に皆少なからず興奮し、

「これは妖精が消してしまったのだろうか?」

などと話し合っていた時、
T君のお母さんが現れ、
砂山は庭掃除で片付けられた事が判明しました。

また、砂山に埋める鏡を、
お母さんのコンパクトを壊して調達していたらしく、

T君はお母さんに怒られ、
私達は逃げるようにT君の家を後にしました。

翌日、翌々日と、
T君は学校を休みました。

そして次の日、
先生からT君が死んだと知らされました。

子供でしたので詳しい話は聞かされませんでしたが、
少し遠く(隣の学区)に大きなイチョウの樹がある神社がありまして、
T君はその樹の太い枝の上で死んでいたそうです。

洩れ聞こえてきた話を纏めると、
コンパクトの件で怒られた日の晩に、
その鏡を持って家を抜け出したようで、
抗議の意味で隠れていたのか、
登ったはいいが降りられなくなったのか、
とにかくパジャマ姿という薄着だったために
夜半の気温低下で衰弱死した
という事らしかったです。

大人には言いませんでしたが
(言っても取り合って貰えなかったでしょう)、
私達の間では、T君は今度こそ本格的に儀式を行い、
妖精の悪戯で死んだのだと囁かれていました。

なぜなら、
その神社は私達の普段の行動範囲の外にあり、
家出したからと言って、
そこに行く理由がありませんし、
行ったとしても、
そのイチョウの樹は幹が太くて枝も高く、
梯子でもなければ登れないからです。

既に真相は知る由もありませんが、
今となってはとにかくT君のお母さんが気の毒だったなと
思うばかりです。

33 名前:トンカラリン助

2025/06/16 (Mon) 12:44:37

俺が小学生の時、
子供たちから「おかめおじさん」と呼ばれている人物がいた。

その人は、
毎日通学路の横断歩道に黄色い旗を持って立ち、
子供たちが安全に通学できるように注意する
緑のおばさんのような仕事をしていた。

そのおじさんの顔が、
ほっぺから下がふっくらしていて、
目が小さくて細く、いつも笑顔だったので、
うちの小学校の生徒達は、陰でおじさんの事を

「おかめおじさん、おかめおじさん」

と呼んでいたのだ。

ある日、
放課後に仲が良かった友達AとBと俺の3人で話していたら、
Aがこんなことを言い出した。

「昨日、町内のS公園の砂場の中から死体が出てきたんだって。
身元調べたら3年前に行方不明になってた
うちの学校の女子生徒だったんだ」

唐突にそんな話を聞いて、
俺もBもびっくりした。

でも少し興味もあった。

「でさ、その子の死体は
あちこち腐っててぼろぼろになってたんだけど、
特に顔がひどくてさ。
顔の皮全体が剥がされてたんだってさ」

死体の様子を想像して、
俺は身震いした。

Bも怖がって聞いてる。

すると、
続けてAがとんでもない事を言い出した。

「それでさ、
俺犯人はおかめおじさんじゃないかって思ってるんだ」

Aは自信ありといった顔をしている。

「え!?どういう事それ」

目を丸くさせてる俺とBにAが続ける。

「だって、
おかめおじさんが通学路に出てくるようになったのって、
俺らが二年の時だろ?3年前じゃん。
きっと、被害者の子供の皮をかぶって
顔を隠して逃げてるんだよ」

にわかには受け入れられないAの推理だったが、
俺も1つ気になることがあった。

おかめおじさんの表情は、“
ずっと笑ってる”というより
“ずっと変わらない”と言ったほうが
正確なほど不自然だったからだ。

「明日登校する時、
おじさんの顔確かめてみようぜ」

とAが提案し、
明日3人で一緒に登校する事にした。

次の日、
通学路の途中で待ち合わせた俺たち3人は、
おじさんがいつも立ってる横断歩道まで来た。

おかめおじさんは、
いつもの様に黄色い旗で子供たちを誘導したり、
車をとめたりしていた。

俺達が近づくとおじさんは

「おはよう」

と言って軽く頭を下げた。

Aは先頭で
おじさんの顔をジーと見ながらゆっくり進んだ。

続くBもおじさんの横を通る時
チラッと顔をのぞいて行った。

最後に俺も少し顔を上げて、
おじさんの顔を一瞬見てみた。

「チッ!!」

その時確かに舌打ちする様な音がハッキリ聞こえた。

おじさんの唇は動いてなかった。

俺は怖くなってすぐ顔を下げ、
振り返っておじさんの様子を見ることもできず、
足早に学校に急いだ。

次の日からおじさんの姿を見なくなった。

Aは

「やっぱり俺の言ったとおり、
死体が発見されたから逃げたんだ」

と得意気にみんなに話してた。

数ヶ月経って、
またS公園の近くに住む主婦が
行方不明になったというニュースを聞いた。

俺は、
おかめおじさんが今どんな顔になってるか
想像して寒気を憶えた。

34 名前:トンカラリン助

2025/06/16 (Mon) 12:52:48

小学校の時の事です。

私の小学校は、
いわゆる「校内掃除」が放課後にある所でした。

教室で集めたゴミを、
外の焼却炉まで捨てに行く係だった私は、
その時も、普通にゴミを運んで行っていました。

冬だったので、裏口から外に出ると、
外がもう薄暗かったのを覚えています。

ぱんぱんになったゴミ袋を焼却炉に投げ込んで、
引き返し、歩いていたのですが、
後ろでガサゴソ、と音がしたので反射的に振り向きました。

見ると、焼却炉のそばに、
人が直立姿勢で立っていたのです。

驚きました。

たった今まで誰も居なかったはず。

しかし、薄暗くてよく見えません。

下半身の辺りは草で隠れていて、
トレーナーのような服の上半身だけがかすかに揺れています。

何がなんだかよく分からないまま、
数秒は動けずにいたのですが・・・

何気なく横に目をやると、
自分のすぐそばに、人間の下半身だけがありました。

本当に下半身だけ。

あまりの事に喉から変な声が出てしまいました。

衣服は、
ジャージのような感じだった気がしますが、
この辺は曖昧です。

下半身は、
腰の辺りから急激に細くなり、
焼却炉のほうに向かって、
ゴムのように伸びていました。

私は一目散に逃げました。

意味不明すぎる。

誰かに話そうとも思ったのですが、
うまく説明する自信が無かったのでやめました。

なので今まで、
この話を誰かに言ったこともありません。

また当時の焼却炉は新品同様だった筈なので、
そういう事に思い当たる節も無いのです。

あの下半身は、
あの上半身のものだったのでしょうか?

35 名前:トンカラリン助

2025/06/16 (Mon) 13:02:09

小学生時代の話。

「体育館の地下に殺人鬼が棲んでる」

て噂が流行った。

そういう話に熱中していた俺、T、Sの3人組は、
さっそく放課後の体育館に忍び込んだ。

(当時体育館は空手などの習い事に夜間開放されていて、
クラブ活動が終わる夕方からしばらくの間、
施錠されてない時間があった)

舞台袖から階段を下りると、
古ぼけた椅子が山と積まれた地下がある。

こんな場所を懐中電灯の光だけで歩く時点で、
小学生には十分な肝試しだ。

とはいえここは
学芸会などでも使用してる場所で、
噂では、

「この場所に隠し通路が存在し、
先に地下2階がある」

と続いている。

俺たちは隠し扉を発見すべく、
協力して椅子の山を崩す作業に取り掛かった。

買い込んできた駄菓子なんかを食べて休憩しつつ、
まあ秘密基地ごっこみたいな気分で。

二時間くらいやってただろうか。

もちろん扉なんてある筈もなく、
習い事の連中がくるタイムリミットも近い。

無駄骨に終わりそうな気配が見え始めたころ、
S君が声をあげた。

「こっち来て。この向こうの壁、なんか書いてある」

見ると、
確かに椅子の隙間から見える向こうの壁に、
赤い線が見える。

興奮した俺たちは、
ほとんど投げるように椅子をどかしていった。

果たして現れたものは、
なんてことのないただの落書きだった。

星型を逆さにして歪ませたような訳のわからない図形が、
ペンキのようなもので書いてある。

しかしこの発見に舞い上がった俺たちは、

「アレは殺人鬼が書いたんだ」
「殺した人の血だ」

なんて話をしながら、
この探検で味わったスリルと、
一応の成果が出たことに満足して、
帰路についた。

その夜。

夕食後、
だらだらしているとS君から電話があった。

「ヤバイよ!俺、もう死ぬかもしれない!」

錯乱した口調でわめき散らしている。

携帯なんかない時代だ。

夜、子どもが家に電話してくるだけで深刻な事態だった。

「家の前に赤いヒトがいる!
周りをうろうろして、入ってこようとしてる!」

「親に言っても相手にしてもらえない。
というか、視えてないみたいだ」

「赤いヒトは2mくらいあって、
目鼻口がないのっぺらぼう。
動きは緩慢だけど、
なんかおいでおいでをしてるような動作をしてる」

S君の話をまとめると、
おおむねそんな内容だった。

急に怖くなった俺は
トイレの窓から階下を眺めたが、
そこには何もいない。

どこまで信じたものか図りかねるまま、
俺はS君をなだめて電話を切った。

翌日からS君の様子が変わった。

神経質にびくびくしながら、
常に周囲を警戒している。

俺と、昨夜同様に電話を受けていたT君は
より詳しく話を聞こうとしたが、

「赤いヒトがいる。今もどこかにいる」

そう繰り返すだけで、
イマイチよく解からなかった。

俺たちはS君を気遣いながらも、
出来ることなんてひとつもなかった。

日に日に彼の状態は酷くなっていった。

授業中や休み時間、
ハッとあたりを見回したり、
小さく悲鳴をあげることが多くなった。

「いま、赤いヒトが校庭にいた」
「赤いヒトが隙間から覗いている」

後で話を聞くと、
必ずそんな答えが返ってきた。

見えないものは信じにくい。

あるいは子どもの飽きやすさか。

こんなS君を最初は心配していた俺らも、
何日か続くうち、
彼の言動にうんざりしてきた。

そうして少しずつ周囲と距離が出来始めたある日、
S君がまた悲鳴をあげた。

「おまえ、赤いヒトと重なってる!」

クラスの女子のひとりを指差し、
そう叫んだのだ。

授業中に暴れて逃げ出すS君。

先生は怒り出し、
女子は泣き出し、
阿鼻叫喚だった。

…俺とT君は、
この日を境に彼から距離を置こうと決めた。

その数日後、
指差された女子が交通事故に逢った。

全治一ヶ月。

S君はその報を聞くと貧血を起こし、
学校を早退した。

そして一週間、
学校に来なかった。
(親同士の噂で後から聞いた話、
神経衰弱で入院していたらしい)

オチが尻切れトンボみたいで申し訳ないが、
その後戻ってきたS君と俺たちはほとんど話をしなかった。

彼は元の明るさを取り戻しており、
「赤いヒト」の話はタブーに思えたから。

後に先生に聞いた話で
「学校が元は火葬場だった」
といった話もあるが、
直接の関係はわからない。

ただ、T君から一度だけ、
その話をS君に振ったと聞いた。

「赤いヒトって、まだ視えるの?」

S君は曖昧に笑って、答えたと言う。

「うん、いる。でもアレはもう招かないし、飲み込んだから」

最後まで、訳の解からないことだらけだった。

36 名前:トンカラリン助

2025/06/16 (Mon) 13:13:33

僕が、小学校の頃のはなし。

通学路から少し外れたところに
さくら池という、かなり大きい農業用水池があった。

僕たちが住んでいた団地は、
さくら池の先にあったから
下校途中、大きく迂回する通学路をはずれ、
そのさくら池のほとりを通る近道を通って帰るのが常だった。

大人たちに見つかり、学校に通報されると、当然、叱られる。

昼でも暗いような竹やぶを抜け、
赤土むき出しの切通しをくぐり、
池の土手の未舗装の道を行くそのルートは、人通りも無く
いろんな意味で、やばい感じがしたけど、またそれが魅力だった。

五年生の秋口の頃、そんな僕たちの学校に、奇妙な噂が広まった。

日が暮れてから、その近道をあるいていると、
さくら池の真ん中あたりに、
火の玉が浮かぶというものだった。

いつの間にか

「その火の玉を見つめてはいけない」

という警告も加わっていた。

その警告の出所は、地元の生徒のおじいちゃんや
おばあちゃんらしい。

親の代に越して来た僕ら団地の住人には、
今ひとつピンと来なかったが、
地元の生徒は近づかなくなった。

きっと僕らの知らない、
古い言い伝えでもあったのかもしれない。

僕自身、その火の玉をはっきり見る事はなかった。

確かに、下校が遅くなった時に、
夕暮れの土手から、暗い湖面を見下ろすと、
真ん中あたりに、薄ぼんやりと白い霧のようなものが
見えた気がしたことはあったけど、はっきりとは確認していない。

やっぱり、それを見つめることは、怖くてできなかった。

ある朝、同じクラスで同じ棟の五階に住むシゲルをさそうと、
シゲルのかあさんが、彼は具合が悪くて学校を休むからと言った。

放課後、シゲルに宿題のプリントを届けると、
共働きだったので、シゲル本人が、ドアに姿を現した。

目が血走っていた。

とても具合が悪そうに見えたので、
僕はすぐに帰ろうとしたが、シゲルに引き止められた。

彼のベットに並んで腰をおろし、シゲルの話を聞いた。

夕べから、眠っていないこと。

そして、シゲルは、さくら池の火の玉を見つめてしまったらしいこと。

すると、薄ぼんやりした火の玉が、はっきりと形をとりはじめ、
ドッジボール大の球形の発光体になって、甲高い金属音をさせつつ、
シゲルに向かって飛んで来たらしい。

足がすくんで逃げられないシゲルの、
1メートルほど前方に、空中静止した火の玉は、
白い光を放ちつつ、実は透明な物体で、
そして、その中に、気味悪く痩せた小人が、しゃがんでいた。

さらに目の前に近づくと、その小人が立ち上がり、
シゲルむかって切れ目だけの口をしきりに動かし、
何かを語りかけてきたという。

しかし、周りに響くのは、例の聞いた事も無い金属音だけで、
そいつの声は聞き取れず、しばらくして
火の玉は池の対岸の方まで飛んで行き、
ようやく見えなくなったという。

シゲルは怯えて、最後に

「どこにも行きたくない」

といった。

僕も心底恐ろしくなり、
シゲルのかあさんが帰って来たのをいいことに、
そそくさと、シゲルの家を立ち去った。

それから、二週間もしないうちに、
シゲルの家族がいなくなった。

学校では急な家庭の事情で済まされた。

団地では、たぶん夜逃げだということで落ち着いた。

奇妙な事があった。

当の夜逃げした夜、シゲルのかあさんが、
団地のベランダから外に向かって、
シゲルの名前を何回も呼ぶ声を聞いた人が、たくさんいた事だ。

僕は、それ以来、さくら池には近づいていない。

37 名前:トンカラリン助

2025/06/16 (Mon) 13:17:47

学校の外トイレなんですが、
ある日掃除当番の子どもたちが掃除をしたがらなかったのです。

理由を聞いてみると

「今日はカヨちゃんが死んだ日だから」

の一点張りでした。

「カヨちゃんって誰?」

と聞いてもハッキリとした答えが帰ってきません。

ただ、「カヨちゃん」という子が
亡くなったということしか分かりませんでした。

話が話だけに他の先生方に聞くわけにもいかないので
放課後こっそり調べようと思いました。

しかし放課後予定より雑務があり、
辺りはだいぶ暗くなってしまいました。

恐いし、もう調べるのはやめようとも思いましたが、
今日が「カヨちゃん」の命日ということなので、
今日しか調べる日はないと思い、
ビクビクしながら外トイレに向かいました。

外トイレには鍵がかかっていました。

ちょっと変でしょう?

外トイレは校舎からも独立しているので
鍵なんてかけなくてもよさそうなのに。

でも鍵がかかってます。

侵入できるところを探すと、
どういうわけか窓が全開でした。

「入り口は鍵をかけたのに、物騒だな・・・」

そう思いましたが、そこから何とか中に入れそうだったので
よじ登って入ることにしました。

女子トイレです。

別の意味でちょっとドキドキしました。

暗いと言ってもまだ真っ暗ではありません。

薄暗い中でひときわ不気味な個室を見つけました。

ドアノブが鎖で封鎖されていたのです。

ここにカヨちゃんの秘密があるに違いないと思い、
ドアノブを足がかりに上から覗いてみました。

上から覗いても暗くて何も見えませんでした。

それでも次第に目が慣れてくると、
闇の中に白い和式便器が浮かんで見えました。

でもそれだけです。

厳重に封鎖されていた個室は不気味でしたが、
他には何も見えませんでした。

俺も怖くなってきたので帰ろうと思い、
ドアノブから降りました。

窓のほうに向かおうとした、まさにそのときです。

封鎖されている個室のドアが、

ドンドンドンドンドンドンドンドン!!!!!

と鳴り始めたのです。

内側から誰かが叩いているようでした。

俺はビックリして大声を上げて窓にしがみついて、
外に落っこちるようにして脱出しました。

外に出てからも

ドンドンドンドンドンドンドン・・・・・・

という音はずっと聞こえていました。

怖かったのと他の先生に見つかるのもやばいので
その場はすぐに逃げ出しました。

家に帰ってみると額と肘から出血してました。

窓から落ちたときに怪我をしたようです。

カヨちゃんのことは怖くてまだ詳しいことは聞けません。

38 名前:トンカラリン助

2025/06/16 (Mon) 13:22:13

私がいた小学校であったお話らしいです。

この学校にいたA君は、運動が苦手でした。

その中でも鉄棒が大の苦手で当然体育の授業は大嫌いでした。

そんなある日、体育の時間逆上がりのテストが行われることになりました。

その日からA君の特訓が始まりました。

休み時間はもちろん、放課後も遅くまで残って一人で練習を続けました。

始めは笑っていた友達も、
彼のひた向きな姿を見て練習に付き合うようになりました。

が、何日たっても逆上がりはできず、
そのうち友達もあきらめてしまい、
再び一人で練習を繰り返していました。

でも彼はあきらめませんでした。

そして彼の努力は実を結びテストの前日、
ついにできるようになったのです。

当日の朝ははりきって家を出たといいます。

当然といえば当然でしょう。

ところが彼を思わぬ悲劇が襲います。

青信号を渡っていた彼は居眠り運転のトラックに
轢かれてしまいました。

遺体の損傷は激しく、首はちぎれ飛び家族でさえ
目をそむけたといいます。

その日の夜からです。

校庭に彼が現れるようになったのは。
何人かがその影を目撃しましたが、
正体は全くつかめませんでした。

鉄棒付近に何かがいるとしか・・・。

ある夜、用務員が校庭を見回っているときに
それは正体をあらわしました。

鉄棒付近に何らかの影を見つけた用務員は
恐る恐る近づきますが、暗くてよくわかりません。

そこで手にしていた懐中電灯を
思い切って影のある方向へ向けてみたのです。

その光の中に浮かび上がったのは!

血走った目を大きく見開いたA君の生首が、
口で鉄棒をくわえグルグル回っていたのです。

よほど強く鉄棒を噛んでいるのか、
口はもちろん歯まで血に染まっているのです。

半狂乱になった用務員は
そのまま学校を去ってしまったということです。

A君のクラスの全員が集まり、
鉄棒の近くで線香を焚き冥福を祈ったところ
その影は現れなくなったといいます。

よほど見てほしかったのでしょうね。

逆上がりを。

  • 名前: E-mail(省略可):
  • 画像:
怖い話投稿掲示板
1 名前:管理人

2011/06/07 (Tue) 20:54:32

体験談以外の怖い話専用投稿掲示板です。

439 名前:777

2018/09/09 (Sun) 11:26:26

360 :1/2:2013/03/22(金) 16:53:12.00 ID:0gaPZEu4O
住んでるマンションで怪異連発中なので話を聞いてくれ。
オカ板は初めてなので力入ってたらゴメン。

5LDKの家族向けのやや広めのマンションなんだが、今年2月に単身で住んでいた中年男性が失踪した。
昼夜を問わず人の出入りがある家で、彼は「自宅開業の心理カウンセラー」だと説明していた。
実際は、浄霊・除霊・霊媒が生業で、いわくつきの遺品や人形を引き受けることもあったようだ。
で、問題は彼が消えたあと。

まず、予約したのに彼にすっぽかされた依頼人が、玄関ポーチ前に人形やら遺品の衣類を置き去りにする。
(オートロックじゃないので玄関先まで誰でも来れる)
14階建てのマンションだが、全ての階で廊下を走る音や、群集のざわめく声が聞こえるようになった。
棟集会を開いて、地元の神主さんにお祓いして貰ったが効果なし。


361 :2/2:2013/03/22(金) 16:53:13.00 ID:0gaPZEu4O
各戸の内側でも怪異が起きていて、特に酷い家は立派な仏壇を構えて朝夕のおつとめ(=読経)をしている家。
読経を始めると壁から人のうなり声がして、襖がガタガタ揺れるそうだ。
奥さんとおばあさんが、「救いを求めているに違いない」と頑張ってお経を聞かせているが、4ヶ月経ってもちっともよくならないという。

我がは同じ棟の下のフロアだが、日が沈むと沢山の手が窓をコツコツ叩く音がする。
ずーって石つぶてでも浴びてるような感じ。以前はなかった。
勇気を振り絞ってカーテンを開けても何も見えない。
しばらく経つと、またコツコツ、コツコツ。全部の窓とベランダのガラス戸が鳴る。
怖いので家族全員でリビングに寝てます。
大半の住民が同じ部屋で寝ていると聞いた。背伸びして買った広めのマンションなのに。。

住人がツテを頼って霊能者を頼もうとしても、「大量の霊は手に負えない」と断られると言っていた。
消えた霊能者も手に負えなくて逃げたか、気がふれたのか。。
無責任な行為に怒りを覚えるけど、死んでるかもしれないから悪く言いたくない。

440 名前:777

2018/09/12 (Wed) 11:49:14

大学卒業して地元に帰ったら消防団に入れられた。

俺は妙な所で引きが強いみたいで、行方不明者捜索とかに出ると死体の第一発見者になった事がすでに2度(一人は水死体、一人は首吊り)火災現場でも煙に巻かれて亡くなった子どもとおばあちゃんを発見したり…

学生時代にも後輩がアパートのベランダで首吊ってるのを第一発見したなぁ。首吊りの遺体を人生で2度も見る事なんてあるんだろうか…

まぁそんな俺が消防団で体験した話。ほんのりというか謎な話。


その日は朝早くから行方不明者のおばあさんAさん(70歳くらい)の捜索が行われた。いなくなったのは前日の早朝。

同じ敷地内に住む長男家族がAさん宅を訪れた時、朝食のご飯が炊かれた状態で炊飯器の中にあり、味噌汁もまだ温かいままだった。

「近所の商店まで買い物に行ったのだろう」程度に考え、その時はスルーしたらしい。

しかし午後になっても家に帰ってくる様子はなく、おばあさんの家の朝食も食べられずにそのまま。夜になっても帰って来ないので警察に連絡したそうだ。

その日の夜は消防署と警察で夜間捜索が行われたが発見できず、翌朝になって俺達地元消防団、総勢120名を使ってのいっせい捜索が行われる事になった。

家族の談ではAさんは足が弱く病院に通っていた。いつも押し車みたいな歩行器を使って歩いている。だからそれほど遠くまで歩いて行けない。日頃はせいぜい近所の小店に行く程度。

家には歩行器はなく、外出用の靴が1足なくなっていた。普段履きではなく、ちょっとかしこまった場に行く時に履いていた靴らしい。

着ていた服は家族の推測で普段来ている普通のシャツにズボン。

それほど遠くに行けないはずなので、事故にせよ、自殺にせよすぐ見つかるだろうと思ってた。

が、4時間探して手がかり無し。

441 名前:777

2018/09/12 (Wed) 11:51:54

地元は結構な田舎で、山の中とか海辺とか、Aさん宅の周辺を道無き道まで捜索した。

「徒歩で出かけてない」可能性も考え、地元のタクシー会社、交通機関の全てに連絡したがそれらしい情報はない。

「交通事故にあい、加害者が死体を隠した」とかの可能性が高くなったが、警察がどこを探しても事故の痕跡はない様だ。

結局二日間に渡って行われた捜索でAさんを発見する事は出来なかった。


それから1年と少したち、その件も忘れかけた頃だった。

警察が作った顔写真入りの捜索願の張り紙もずいぶん色あせ、たぶんAさんのお孫さんが手書きしたものをコピーしたと思われる「おばあちゃんを探しています」の張り紙も文字が読めないほどになっていた。

そんな頃、警察にAさんの目撃情報が大量に寄せられた。

「背格好も顔も服装も、歩行器を押して歩いている姿もAさんに違いない」

という電話が。

ところが目撃情報が寄せられる場所がバラバラで、Aさん宅の周辺から十数キロ離れた場所まで広がっていた。警察も情報にそって捜索を再開したがやはり発見できず。

ただ一つ共通しているのは、その目撃現場の近くには必ずお孫さんが書いた張り紙が掲示してあると言う事。そしてその手書きの張り紙全ての一番下の空白の所に鉛筆で一言

「おります」

と書き足してあると言う事。

未だにAさんは見つかっていませんが、家族も警察もあきらめているようです。

ちなみにその「おります」という書き込みですが、ガラスケースに鍵がかかるタイプの掲示板に張られた張り紙にも書き込まれていました。

鍵は公民館の管理者が持ってるので開けて書き込む事は不可能だと思いますけど。

「おります」の意味はきっとAさんがお孫さんに対して「いつもそばにいて見守ってるよ」と言っているんだと、勝手に解釈しています。

442 名前:777

2018/09/16 (Sun) 18:25:19

622名前:本当にあった怖い名無しsage 投稿日:2006/02/16(木)07:20:14ID:kYRu/ozf0
いつものように駅のホームで電車を待っていた。

電車待ちの列に並んでいると、後ろからトントンと肩を叩かれた。振り返って見ると変な格好の人がニコニコしながらこっちを見てた。

その人、今時いないような格好をしていた。紳士服にシルクハット。見た感じは40~50歳ぐらいの男性だったがでも、どう見ても変人に見える。

映画とかならまだしも、日常でこんな格好をする人がいるハズがない。ヤバイなぁ・・・朝から変な人に捕まっちまったか・・・と内心思いながら

『僕に何か用ですか?』

と言ってみた。

「これが落ちてたんですが、あなたのではないかと思って。」

と言いながら、その人は手をグーの格好にしながら前にだした。

えっ・・・?自分が何か落としたのか・・・と思い

『あっ、すいません・・・』

と恐縮しながら、自分はその人の手の下に自分の手を出した。

「今度は落とさないように。」

といいながらその人は手を離した。

『はい、すいま・・・あれっ?』

自分の手の中には何もなかった・・・。意味が分からず

『あのっ・・・』

と言いながら目の前をみたらその人は消えていた。自分の目の前では、小太りの中年男性が新聞を読んでいた。


623名前:本当にあった怖い名無しsage投稿日:2006/02/16(木)07:22:29ID:kYRu/ozf0
??幽霊??朝から幽霊か?

キツネに抓まれたような感じだった。何なんだ・・・と思い、前を向き直した。

「ズキンッ」

急に頭が痛くなった。頭痛か?割れそうに痛い。吐き気も催してきた。うっ・・・ダメだ・・・。

電車の列から抜け出して、駅のトイレに駆け込んだ。嘔吐した。

何故か分からないが急に気持ち悪くなった。それから、しばらくトイレの個室に入っていた。1時間後、ようやく体調が回復した。

トイレから出てみると辺りがどよめいていた。何かあったのか?駅員さんに聞いてみると、電車が事故を起こしたらしい、とのこと。

列車に人が轢かれたんだろう、とそのときは思っていた。でも、実際はもっと重大な列車事故が起こっていた。

尼崎列車脱線事故。

自分が乗ろうとしていた電車だった。今でも、あの人が自分に手渡してくれたモノは『命』だったんじゃないかと思う。

でも・・・何故自分が助かったかは未だに謎。普通の一般人だし。

443 名前:777

2018/09/24 (Mon) 09:47:05

313 名前:監視小屋 投稿日:01/09/23 02:37

私の通っていた高校は築120年という気合の入りようでした。
改築が繰り返された校舎は、素人目に見ても奇妙としか言いようの無い形に湾曲しています。



今では珍しくなった平屋であるにも関わらず階段があり、廊下のどん詰まりの壁際際から天井に向かって伸びています。
そのほかにも玄関を入ってすぐにある音楽室や、ドアが埋め込まれて立ち入れなくなった教室。
(外から見るとベニヤ板で物々しく目張りされています)
その中でも奇妙極まりないのは「監視小屋」なるものがあるということです。
私は遠方から通っていた為、時々地元の友人の家や先生の社宅に宿泊させてもらうことがあったんですが
たまたま泊めてもらえるあてがなかったその日、
「監視小屋」に泊まることにしました。
監視小屋は一見、ただの民家のようです。
八畳一部屋で古い型の電話、小さな台所があります。
そしてここがなぜ「監視小屋」と呼ばれているのか、私はその晩、身をもって知るに至ったのです。
小屋には私のほかにもう独りの友人が一緒に泊まることになっていて、私たちは修学旅行ののりではしゃぎながら布団を敷いたりしていました。
夕食を取りながら談笑しているとき、突然電話が鳴りました。
何事かとびくつきながらも電話に出ると用務員のおじさんで、女子生徒二人と言うこともあって心配してくれているようでした。
はしゃぎ過ぎないように色々と注意を促され、電話を切ろうとすると

「あぁ、忘れていたけど・・・西側の窓のカーテンは必ず閉めて寝なさい」

とのこと。
そのときは「はぁい」と生返事で電話を切ったのですが、よくよく考えると意味がよくわかりません。
学校の裏手にあたる墓地はその方向ではないのに、おかしいねと話しながら友人は何の気なしにそのカーテンを開けました。
そこには麻縄で禍々しく祭られた、古びた井戸がありました。

444 名前:777

2018/09/24 (Mon) 09:51:00

314 名前:監視小屋2 投稿日:01/09/23 02:39

丁度コの字型になった校舎と小屋に阻まれていて、今まで目にする機会の無かったものだったのに一瞬ゾクリと悪寒が走りました。

「なんか気持ち悪いね」

などと言いながら、私たちは一つの布団にくっつくようにして晩は眠りについたのです。

どれくらい眠ったのか・・・私は肩口の寒さに身体を震わせて目を覚ましました。
ふと見ると友人の姿がありません。小屋にはトイレがなかったので、教員寮の方に借りに行ったのかと思い、しばらく待ってみましたが戻ってきません。
ドアを開けて外の様子を伺ってみましたが、校舎のほうからも教員寮からも戻ってくる気配はありません。

「何処行ったんだろう・・」

と不安に駆られながら部屋に戻った私は、本当に何気ない気持ちで先の窓のカーテンを開けてみました。
下着姿の友人は、井戸の側にいました。
そして腰の辺りに手をやってゴソゴソしています。

「なぁんだ、裏で用を足すつもりなのか」

と呆れながらカーテンを閉めかけた私は、ふと奇妙な感覚に囚われてもう一度井戸の方に目を向けて声を上げそうになりました。
ゴソゴソしていたと思っていたのは、腰に縄を巻きつけていたのだと気づきました。
そして今はしゃがみこんで縄の先に大きな石を括りつけています。
私は声も出ませんでした。
すると今度は井戸からぬるりと白い手が伸びてきたのです。
手は何かを探るように蠢いて、やがて近くの麻縄を掴みました。
友人は深く頭を垂れて項垂れ、最早何の反応も示しません。
縄を掴んだ手はずるりずるりと石を手繰り寄せていきます。
私は夢中で叫んだつもりでしたが、声が出ませんでした。

445 名前:777

2018/09/24 (Mon) 09:54:26

315 名前:監視小屋3 投稿日:01/09/23 02:41

「あぁ・・Aちゃんが連れていかれる・・っ!!」

そう思ったとき、闇を劈いてけたたましく電話のベルが鳴りました。
私はその音と同時に、敷いてあった布団に尻餅をつきました。
そのとたんに金縛りのようだった身体がふと軽くなるのを感じ、気がつくと裸足で外へ飛び出して井戸の側の友人のところへ駆け寄りました。
放心状態の彼女を何とか小屋まで運び込み、どれくらい呼びかけていたでしょう。
しばらくすると友人は我に返り、泣き出しました。
恐怖から解き放たれた私も一緒になって泣き出しながら、とりあえず誰かに助けを求めようと電話を引っ掴みました。
そのとたん私はしがみついていた友人共々、又しても布団に尻餅をついたんです。
受話器ごと掴んだ電話機はガワだけで、電話線が繋がるどころか中の機械部分が空っぽだったのです。

後から聞いた話によると開校当時、なぜかこの井戸に身を投げて自殺を図る生徒が後を絶たなかったため、埋め立てようと試みたのですが関係者が相次いで亡くなるなどの不幸が続き、結局は埋め立てを断念。
改築を重ねて井戸が人目につかないようにしたそうです。
それでも何処からとも無く身投げをする人が現れるので、それを監視する為に人を置く「監視小屋」が設置されたのですが、
小屋に在駐していた監視役の男性も井戸に身投げを図り、小屋と井戸がそのまま放置される結果になったのだということです。

「カーテンを開けるな」と忠告した電話は、いったいどうやってかかってきたのでしょう?そして彼は、果たしてその監視役の男性その人だったのでしょうか。

446 名前:777

2018/09/24 (Mon) 09:56:33

知り合いの話。

ロッククライミングをするために岩場へ向かう途中のこと。


狭い登山道の向こうから、誰かが歩いてきたという。
片足を引き引き、頭も左右にふらふらと、奇妙な歩き方をしていた。
さては怪我でもしたのかと、彼は小走りに駆けよった。

登山者は近くで見ると、それはひどい有様だったらしい。
折れた手足からは骨が突き出し、シャツはどす黒く染まっていた。
頭の鉢は欠けて脳漿らしきものがこぼれている。
歩いてはいたが、明らかに滑落死体だった。

しかし、それ以上に彼を恐怖させたのは、その登山者の顔だった。
虚ろな目を見開いたその顔は、間違いなく彼自身のものだったのだ。

硬直した彼の横を通り過ぎ、彼の亡骸は麓の方へ下っていった。
彼はその日、予定していた岩登りを取り止めたという。

447 名前:777

2018/09/28 (Fri) 08:48:34

私の元担任の先生から聞いた話。

その先生(T先生とします)が前任していた学校で起きた事件です。
その学校は女子校と言うこともあり、当時は不審者の目撃や体操着の盗難などが多かったそうです。
グラウンドには部活棟があり、その脇には少し離れてトイレがありました。
トイレは昔ながらのくみ取り式です。

ある日、T先生の元へ朝練をしていたらしい生徒が泣きながらやって来ました。
T先生が事情を聞くも、パニックになって話せない様子。しきりに「トイレが、トイレが…」と呟いていたとか。
どうやら外にある例のトイレで何かあったらしく、その生徒に連れられてT先生が行くと、トイレの個室の壁一面に、排泄物が塗りたくられていたそうです。


T先生は最近多発している不審者の仕業だろうと警察に連絡。
初めはみんな変質者によるただの嫌がらせだろうと予想していたそうです。
しかし現場検証などを進めていくうちに、T先生は警察の人から「ちょっと」と別室に呼ばれました。
「生徒には話しにくいことなので」との前置きをされて、その警察が一言。


「あれ、中に人が入ってたみたいだね」


さすがにT先生もフリーズ。

よくよく警察の話を聞くと、便器の脇に手を掛けて上がった跡があり、さらにトイレの汲み取り口からは進入した形跡もあったとか。
壁一面の排泄物は、犯人がトイレから出たときに体についていたものを擦り付けてふき取ろうとして付いたものだろうとのことです。

この話を聞いたときはさすがに寒くなった…。

448 名前:777

2018/09/30 (Sun) 12:01:52

子ども向けの区が主催する夏のキャンプに、スタッフとして参加した時の話。

肝試しをした夜に、肝試しコースまでの道をみんなで歩いてると、一台のスクーターが追い抜いていったのね。

肝試しを始める前も周辺をそのスクーターが走っている。
地元の若者か?と思ってたんだけど、コースを辿って走ってるので、スタッフの誰かが道案内役として走ってるのかと思い直した。

肝試し開始。
私も子どもと組んで一緒にコースを歩いた。
するとスクーターが追い抜いてった。
なんでか背中にお地蔵さんを背負ってる。

「やだー怖いー」と子どもとキャアキャア言いながら見送った。
また、凝ったことするなあ、誰だろうあれ?と思いながら。

肝試し終了。
同時にスクーターもいなくなった。

他のスタッフに、あのスクーター誰?と聞いたらみんな誰だかわからないという。
みんな見てるんだけど、いくつか意見が食い違う。

「地蔵を乗せてた」という子たち(私たちにもそう見えた)
「お墓を乗せてた」という子たち、
「二人乗りだった」という子たち。

結局誰だったのかも、なんだったのかも分からず終い。

449 名前:777

2018/10/01 (Mon) 09:40:16

某新幹線が止まる近畿地方の駅の西口のエレベーターで体験した話なんだけど、今日はクッソ暑いなぁと思いながら荷物抱えて2階にあがろうとエレベーターに乗り込んだら、「すいませーん!」と言う声がしたので、開ボタンをおして待ってたら、乳母車を引いた女の人が入ってきた。

その人は私に、「すいません、ありがとうございます。」と言った後、「暑かったねぇー。ごめんねー。」と、泣き叫ぶ赤ん坊に話しかけてた。


正直、赤子の泣き声が嫌いで子供嫌いだったので、目を合わせず会釈だけして無視してた。
2階に上がるまでの10秒ほど、ずっと、「ありがとうございます」と泣き声だけが続いていた。

2階についたとき、開くボタンを押しながら、「どうぞ」と声をかけると、その女性は「ありがとうございます」と乳母車をバックで引いてでていったとき、チラッとみると乳母車には何も乗ってなかった。

心臓がドクン!ってなって女性の方を見ると、じーっとこっちを見たままバックで下がっていってた。

多分2階に上がる間もずっとこっち見ながら話してたんだろう。

今日はこんなに涼しかったっけ?と思った2016年夏の話。

450 名前:777

2018/10/05 (Fri) 10:04:45

494 :1:2007/10/30(火) 00:46:32 ID:BJC4Encr0
さっきあった話です。

会社の仕事が忙しく、十時過ぎになってやっと帰れた。
何か作る気にもなれなかったから、途中でコンビニに寄って適当な食べ物を買った。
余りにも疲れていたからうっかり寄ってしまったが、私はここ半年ほど実はそのコンビニを避けていた。
そのコンビニには時々、ホームレスと思しきおっさんが来ている。
牛乳を一本だけ買うと、コンビニの外のぎりぎり光が当たる隅っこに立って牛乳を飲んでいる。
ホームレス狩りが恐いのかもしれない。いつも物凄くおどおどびくびくしている。

一度私が彼の隣に止めておいた自転車を取るために近寄った所、のけぞって逃げ出した挙げ句、後頭部からすっ転んだ事がある。
私は申し訳なく思い、直ぐさまコンビニの中に入り牛乳をあるだけ買うと、外に出てビニールに包んだまま、目もあわせずホームレスおっさんの横に置き、自転車を立ち漕ぎしてその場から去った。

申し訳なく思っていたとは言え、私は彼と何かの関係を持ちたい訳でもなかった。
次に会った時、その事で話しかけられでもしたら面倒だと思い、自然とそこのコンビニから足が遠のくようになっていたのだ。


で、さっきの話に戻る。
半年ぶりにコンビニに行ったら、そのおっさんがいた。
しかも私をじっと見ている。
私は買うものを買うと急いで外に出て、そのまま彼の横を擦り抜けて走って立ち去ろうとした。
すると彼は出し抜けに、「とらちゃん(仮名)は天国にいるよ」と言った。

451 名前:777

2018/10/05 (Fri) 10:06:45

495 :2:2007/10/30(火) 00:47:36 ID:BJC4Encr0
とらちゃんと言うのは、私の母の猫だ。
母は数年前死に、残された猫を私が引き取った。
年老いた猫というのは中々面倒で、歯磨きしてやっても口臭はひどいわ、トイレ以外に粗相をするわ、しかも粗相をする時踏ん張るからついでに吐くわ、最後の二年間は、普通に介護していたようなものだった。
けれど、父も母ももう死んだ私にとってただ一人の家族だったから、私はとらちゃんを大事にし続けた。
私は余り器用ではなく、友達も恋人もいないから、とらちゃんだけが愛情を注げる相手だった。
自由になれるお金は全部とらちゃんに使った。
ネットで調べたベストと思われるペットフードを買いに遠征したり、頻繁に病院に行ったり、部屋をあったかく改装したが、年には勝てずに、とらちゃんは去年死んだ。
家族が死んだときと同じくらい悲しかったが、誰にも言えなかった。
私以外にとっては、たかだが猫だからだ。

ホームレスのおっさんは、その私の猫の名前を私に言った。

452 名前:777

2018/10/05 (Fri) 10:08:11

496 :3:2007/10/30(火) 00:49:04 ID:BJC4Encr0
何かの間違いかと思ったが、(こういう言い方は失礼だけど)強烈な口臭といっしょに聞こえたので、ホームレスのおっさんが何かの発言をした事は間違いないと思う。
疲れていたしへこんでいたので、聞き間違いかもしれない。
だけど『とらちゃん』という名前は耳馴染んでいたので、中々聞き間違えないと思う。

ちなみにチキンなので、おっさんの方を見る事もせずそのままダッシュで帰って来た。
そして2ちゃんでこの話を聞いてもらえそうな所を探し、今こうやって書いている。
聞いてくれる家族なり友達なりがいれば良いと思うのだが、どっちもいないので、誰かに聞いてほしかった。
泣きながら書いているので、破綻があったら申し訳ない。

不思議と言うか、不思議なんだけど、聞き間違いの可能性が高い事は分かっているんだけど、今しばらくぶりに幸せな気分でいます。
以上です。

453 名前:しろ

2018/11/26 (Mon) 09:03:34

中国人ヤンさん「心を正常に戻す薬あるよ漢方薬よ」
695 :名無しさん@おーぷん :2015/10/16(金)18:16:19 ID:DB4
昔妹がデキコンしそうになった時に酷いことをしたのが黒い過去かな!

妹相手は、もうどう考えても結婚して5年以内に出戻りしてきそうな条件の相手。

さらに妊娠してて妹はお花畑全開。

なんとか別れさせれないかと家族と何度も会議したし、当時友達が多かった私は色んな人に相談しまくった。
すると友達の友達が留学生のヤンという中国人を連れてきて
「心を正常に戻す薬あるよ漢方薬よ」
みたいな話をしてくれた

あと
「女性は妊娠するとホルモンバランスが崩壊して正常な判断がつかなくなるよ!よくあることよ!その為のお薬あるから」
みたいな話を聞いて、これだとひらめいた私はいい値のまま即買。

薬にしては少し割高だったけど妹の為☆って気持ちも大きくて、
当時、妹誕生日に1〜3万は普通にかけていたので気にならなかった。
万もしなかったし。

そのあと、妹に対して応援する体に切り替えて、「買った漢方薬」を
体にいいとか、赤のためになんて理由をつけて飲ませたり
なんか合わないと拒否されてもコッソリ飲み物にまぜたりして与え続けた。

一ヶ月もしないうちに妹は流産した。

キチンと飲みきらせないと意味がないみたいな話も聞いてたので、漢方薬がなくなるまで飲ませ続けた。

ビックリするほどシミが出てきてたが
ヤンから
「悪いものが表面に出るのは毒素が出ようとしてる証拠」
だと聞いていたので
効いてるんだとノンキに考えていた。

流産のショックで荒れた妹は精神を病み
初め男に当たるようになって別れ
仕事もやめて逃げるように実家に

20代のほとんどを引きこもってた。

妹が引きこもってる間に私は結婚した。

理不尽かもだけど、私が結婚してから妹に対する執着はほぼ消えたので
別の相手でまたデキだったけど…妹の結婚を聞いて素直にお祝いをした。

同年代のしっかりした男性だったし、条件も素晴らしくて両親は過去はないものと祝福。

誤解を招きそうだから先に言うが、妹の相手に好意を抱いていたとかは絶対にない。

妹が羨ましいとか妬ましいという感情は一切ない。

ただ妹が不幸になるのが嫌だし、妹が中退や休学するのが嫌だった。(家族共通)

結婚して会いにくくなったり、遊べなくなったり、子供なんかにかまける姿なんて想像もしたくなかった。(個人的に)

当時私も妹も学生してる方が多い年齢だったし、申し訳ないけど外見も内面も「なんでこんなのと?」ってレベル。

たぶん年齢や職種をみても平均より下(母曰)

しかもバツもあったし子供がいるような話も少し聞いていたので
むしろ可愛い妹をだまくらかした男(理不尽?)が憎くて〇意しかなかった。

今思えばシスコン入った兄貴みたいな感情だね。

実際、どちらかといえば女性の方が好きだし(これは過去じゃないから割愛)


薬が怪しいとおもったのは大分あとの話。

オマケでもらった風邪薬があったんだけど風邪引かないし、薬は飲まない主義なのでずっとほったらかし。

父が熱があって風邪薬ないか〜なんていったので全部あげた。

ケロッと直ったが
「飯は要らないから薬くれ、薬くれ」
って言いはじめて、本当に食べなくて

最後には
「薬が飲めないなら死んでやる!」
って川に飛び込んで入院。

色々調べられたけどシラを切り通したし、
父の言う話も支離滅裂だったのでうやむやになったが
私は初めてヤバいと思った。

オマケだけがヤバい薬だったと自分を納得させてる。

今はお互い嫁入りした姉妹ってノリで正月とおぼんしか会わない。

もしあの時の子供が生まれていたら16、
今甥が6才だから丁度10年も前の話なんだとふと思い出して吐き出した。おしまい


ミバレ隠しに時系列ずらした


696 :名無しさん@おーぷん :2015/10/16(金)18:39:12 ID:WzI
>>695
父ちゃんとばっちり喰らっててワロタ


697 :名無しさん@おーぷん :2015/10/16(金)19:36:38 ID:j51
心を正常に戻す薬w
確かに結果的にはそうなったね
中国人こええ
お父さん無事でよかったw


698 :名無しさん@おーぷん :2015/10/16(金)21:42:32 ID:DB4
ゾンビみたいだったし、普通の風邪薬をだまくらかして渡してもすぐにバレた。

お酒もタバコも食事もとらないで薬くれ薬くれって言われてもキムとはもう連絡つかないから無理って言ったら川ドボン

猫がウ◯チしてても気付かなかったのに
ゾンビみたいになってからは
ちょっとした臭いや人の体臭に文句をいうようになった。本気で怖かったわ。


699 :名無しさん@おーぷん :2015/10/16(金)22:52:10 ID:ckX
>>698
完全にヤ◯中です、本当にありがとうございました
ヤンおっかねえ…
ヤンなのかキムなのか

黒いけれどみんな幸せになってるようなので結果的にはよかったんだろうな


701 :名無しさん@おーぷん :2015/10/16(金)23:33:51 ID:DB4
>>699
痩せたせいか目がギョロギョロしてて
凄い小さい音にも敏感になってたから
薄々もしかしてって思ってたけとやっぱりそうだよね…

5年ぐらい(薬はもうないはずなのに)ちょっとおかしかったけど今は普通。

本当は連絡はいくらでもついたけど、ばか正直に話したら
「薬を譲ってくれ、連絡先を教えろ」
と頼むに決まってるから断った。

でも知らない間にいなくなってたよヤン。


>>700
偽名だから許してw
さすがに本名は…

妹も結婚しなくてよかったーと口ではいってくれてるのでそう思います

454 名前:ggddgさん

2019/09/21 (Sat) 13:39:55

gdddgdgさん
 
安倍晋三首相が、トランプ大統領に、取り入るために、
明日11日(アメリカでは10日)に、持って行く日本からの資金は、
なんと4500億ドル(51兆円)だそうだ。

455 名前:douoka

2021/03/02 (Tue) 18:03:38

日常がホラー

456 名前:管理人

2021/03/05 (Fri) 10:55:58

コロナ禍に関してはどの立場の人にとってもホラーとかミステリーっぽい

457 名前:被害者

2025/03/12 (Wed) 11:15:57

ヴィ●セラフアイ 亀有903眼鏡男
こいつ最低最悪。酷過ぎる。今まで行った中で最も酷い。
暴力振るわれた。指に。

458 名前:

2025/05/29 (Thu) 17:29:35

この投稿は管理者の承認待ちです

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予知夢
1 名前:最後の使徒カヲル

2012/09/08 (Sat) 06:06:35

今更ながらでどうかとも思ったんですが…
実は東日本大震災の一週間位前の話です。
朝方一面の瓦礫と原発の爆発の夢を見ました。
私は愚かにも日本の原発は安全だと思っていたのでどこか海外のことなんだろうと…
でも一週間後それが海外ではなく日本の事だと思い知り瓦礫も原発の爆発の様子も全て夢と一緒でした。



ここまでならまだいいんです。過去の話ですから…



最近頻繁に戦争と噴火の夢を見ます。



現実にならなければいいのですが…

2 名前:黒魔術

2012/09/14 (Fri) 12:42:37

願望が叶えられます!
■人気上昇
■恋愛関係
■復縁
■呪い
■苦しい時


ヤフー、グーグル検索でASMODEUSと入力するとみつかります。

新しい世界がひらけますよ

3 名前:なたやはかやたなら

2024/12/08 (Sun) 06:38:01

やたわなか

  • 名前: E-mail(省略可):
  • 画像:
磯野家の幻の長男
1 名前:

2012/12/08 (Sat) 13:48:11

国民的作品『サザエさん』の磯野家は大人の姉(サザエ)と小学生の弟妹(カツオ、ワカメ)という今から見ると異質な兄弟構成になっている。
しかしこれは連載当初の「戦争」が身近な時代では決して珍しいことではなかっ た。
当時、18~20の若い男子はみんな戦争に取られてしまったため、年頃の長男は家におらず、
年頃の姉とまだ小さい次男坊は残っているという年代のエアポケットのある家はいっぱいあったのだ。
作者の長谷川町子先生はそういう家の人にも配慮して、磯野家もこのような家族配置にしたのだろう。

もちろん、磯野家には戦死した幻の長男が居たかもしれない…

2 名前:黒アワビ 赤貝 貝殻ビキニ

2024/12/08 (Sun) 05:41:25

サザエさんの、

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女子三人と俺で仙台心霊ハーレムシェアハウスに住んでます。
1 名前:仙台心霊ハーレムシェアハウスに住んでます

2024/11/21 (Thu) 05:24:40

仙台でシェアハウスに住んでます。
女子の部屋へ入るのは相手がOKなら自由です。
お風呂も女子と入るのは自由です。
朝、仏壇に線香、ご飯は大事です。
まゆみさんは二年前に死んでますがエッチしてくれます。
けい子さんは岩手県で生きてるらしいのですが生霊です。
三年前に何度かエッチしました。
シズさんは引きこもりで餓死したらしい。部屋に入れてくれません。
男 一人、女 三人 シェアハウスですが肉体があるのはオレ一人です。

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大谷翔平選手のふるさとから車で2時間都市伝説成人式結婚式
1 名前:東北出身の大谷翔平選手

2024/10/12 (Sat) 03:41:36

岩手県大谷翔平の地元近くオカルト成人式と結婚式の恐怖体験OK
岩手県大谷翔平の地元近く

岩手県から秋田へ入りまもなくの集落の公民館で18才の成人式が行われれます。
集落の男は本当の結婚は出来ません。
農家の長男と結婚して朝5時から牛舎で牛の世話、日中は野菜、夜はまた牛の世話を毎日。そこへ嫁に来る人間はいません。
そこで集落では成人式に疑似結婚式もします。
新婦役は集落の町内会長の後妻55才。集落では一番若い奥さんです。
新郎は飼ってる牛で一番の牛を連れて来て牛の素晴らしさを話て後妻へプロポーズの言葉を話します。
集落で後妻と結婚式を挙げた新郎は15人です。
集落の各家の玄関やリビングには同じ後妻との結婚式の写真が飾られています。..(続きを読む)

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東北地方の嫁不足解消のため設立された高校です。都市伝説
1 名前:東北琵琶湖高校 婚活課 料理課 洋裁課 都市伝説

2024/06/30 (Sun) 03:53:03

嫁不足解消のため設立された東北琵琶湖高校 入学金支給 米 野菜 山菜 熊肉 猪肉 支給

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食べログ奥州湖前方後円墳ラーメン祭り胆沢ダムカレー祭り都市伝
1 名前:楽天トラベル奥州湖観光

2024/06/28 (Fri) 13:30:07

都市伝説楽しいよ

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奥州湖近く無料シェアハウス都市伝説祭りCAと民泊移住祭り
1 名前:板垣退未、大隈重美、坂本良子

2024/05/14 (Tue) 05:05:19

奥州湖周辺へ移住の場合

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無料婚活祭り無料ハワイ卒業旅行胆沢黒部ダム奥州湖美ら海水族館
1 名前:無料婚活推進室ハワイ旅行東北地方

2024/03/27 (Wed) 06:50:11

東北新幹線時刻表都市伝説胆沢仙台駅下車
とにかく嫁が来て後継者がいないと農業は出来なくなります。じいさん婆さんの年金を取り上げそのお金で若い女を農村へ誘い。農村の嫁にする計画です。

東北新幹線胆沢仙台駅下車 無料婚活祭りハワイ全日本農はだてのつどい へと向かいます。子孫繁栄、恋愛成就のつがいおどり、もちまき、五穀豊穣、令和6年2月10日午後三時半頃から
雪の中にわらを植えるのです。
わらは直ぐに稲となりたわわに稔り米になり年貢米で一粒も米を口にすることが出来なかった農民の腹を満たすのです。
現在胆沢地方は伊達領であるにもかかわらず南部藩からも年貢を出すように言われてると庄屋様が言ってました。庄屋様の妾が江刺と水沢、前沢、金ケ崎にいたらしいからいくら金があっても足りなくなり小作人に嘘をついて百姓から全てを取り上げていたのでした。
そして怒った農家の百姓は庄屋様をワラに入れて燃やし大きな米俵を庄屋様の蔵から奪い五穀豊穣と日本の農家の作業の安全を願い花火を打ち上げ祭りは終わります。お祭りの打ち上げと婚活祭りが始まります。女性の皆さん岩手県、宮城県、秋田県、青森県へ嫁に来てね。山形県も待ってます。女性
(終わり)

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