都市伝説・・・奇憚・・・掲示板 6698288


コピペ千本勝負恐怖版

1:777 :

2016/10/02 (Sun) 09:44:40

管理人様いつも楽しみに拝見させていただいてます。
スレお借りて昔集めた話を掲載していきます。
宜しくお願いします♪
556:777 :

2017/09/10 (Sun) 20:19:28

首を90°だけ回し視線を後ろに送ると道路の向こう側に犬が座っているのが見えた。
真っ黒い犬だ。
真っ赤な目をしている。
いや、目じゃない。
目玉がない。
真っ黒な顔面の眼窩はぽっかり空いていて、眼球の代わりに赤い絵の具を浸したような赤さだ。
その眼球の無い目で私の方をじ〜っと見ている。
背中どころか私の全身神経が警鐘を鳴らしている。
。目は真っ赤なくせに口ん中や舌まで真っ黒なのだ。
犬だけど犬じゃない。
ヤバイいぞ、これは非常にヤバい。
私は見えてない、気付いてない素振りをしつつ車の方へ戻る。
頭上ではカラスどもがギャアギャアうるさく喚いている。
エンジンをかけ一目散に逃げる。
ミラーをたたんだまま3km走る。
もしサイドミラーに映ってたらと思うと気が気でなかったからだ。


そんな体験談を自称『視えるけど祓えない』友人に話したところ、臆病者と小馬鹿にされるかなと思ったんですが、意外に興味津々。
実に乗り気になってしまった。
私が

「いや、暫くあっちの方は用事ないし」

と言うと短い沈黙の後

「・・・うどん」

「は?」

「うどん食いたい」

「はぁ?」

「うどん食いてぇーー!!」

「は!?」

「うどん食いにいくぞ、ハイ決定」

「ハァ!?」

「来週ね。車は却下。バイクで行きます」

「・・・はぁ」

有無を言わさぬ強引さで決定された。
まぁレポート作成の一環と諦めるしかなかった。
ヤレヤレ。



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