都市伝説・・・奇憚・・・掲示板
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コピペ千本勝負恐怖版
1:
777
:
2016/10/02 (Sun) 09:44:40
管理人様いつも楽しみに拝見させていただいてます。
スレお借りて昔集めた話を掲載していきます。
宜しくお願いします♪
491:
777
:
2017/07/23 (Sun) 19:16:28
高校3年の夏休み、幼馴染から電話が来た。
「勉強手伝って・・・」
死にそうな声だ。
「人の手伝いをする余裕なんかないんだが」
「ううう・・・化けて出てやる・・・」
彼女が言うとなんとなくリアルなので、渋々行くことに。
図書館にいるってことで、そんなに遠くもないので歩いて行く。
クソ暑い昼下がりに、クソ重いカバンを背負ってだるそうに歩く俺。
途中、道路脇で子供が一人、地団駄を踏んでいる。
小学1年ぐらいの男の子だ。
『ああ、このぐらいの歳の子は飛び跳ねたり、わけもなく一人行進みたいなことするのが好きだものなぁ』
としみじみ思いながら微笑ましい気持ちでその子を眺める。
そのうち、その子の動きがでたらめでなく、一定の連続した動きになっていることに気付いた。
空中をつかむ→つかんで地面に投げる→バンバン踏む
この動きの繰り返しだ。
なんとなく楽しそうに、一心不乱に続けている。
「何してるんだ?」
ちょっと気になって、男の子に話しかけた。
「こわいおじちゃんをねぇ、ころしてるの」
暑さの吹っ飛ぶ答えに、聞き返すこともできずその場を去る俺。
図書館に着き、幼馴染に早速報告。
「あのねー、全部そっち系に結びつけるのって、どーかと思うよ?」
お前の影響じゃ!
「子供って、そーいうのあるじゃん?一人遊びっていうか、空想で楽しむっていうかさ。その子もそれじゃないかな・・・あ・・・」
あ、って何よ。
「それってさ、どのへん?その子がいたとこ」
あ。
あの道路脇。
俺が『人間パーツ寄せ集め』に睨まれたとこだ。
俄然、元気になった幼馴染。
ふむふむ言いながら、一人納得のご様子。
「ちょっと休憩。行ってみよか、そこ」
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