都市伝説・・・奇憚・・・掲示板
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コピペ千本勝負恐怖版
1:
777
:
2016/10/02 (Sun) 09:44:40
管理人様いつも楽しみに拝見させていただいてます。
スレお借りて昔集めた話を掲載していきます。
宜しくお願いします♪
37:
777
:
2016/10/11 (Tue) 21:02:29
赤ちゃんは皆がうれしそうに笑うのと、田舎の家の薄暗さの中で光るIPadの画面に大喜びし、
「うあうあいい〜!!わーわー!きゃあー!」
と声を上げ続ける。
姉は赤ちゃんを膝に乗せなおし、
「はい、おじいちゃんって言ってごらんー!」
と赤ちゃんにIPadを向ける。
赤ちゃんはその日一番長々と、
「うあうあー!きゃきゃー!!あーい〜、きゃきゃ〜!」
とIPadの画面を叩きながらはしゃいだ声を上げた。
すると画面に、
「大宮さんがきよる」
と表示された。
姉が
「えー、なんか文章になった!すごい〜!大宮さんて誰かな〜??」
と笑う。
すると祖父母が「えっ」と画面に顔を近づける。
「大宮さんてこの機械に入れよるんかね?名前を入れよるんかね?」
祖父が不思議そうに画面を眺める。
姉は「えっ??」と祖父を見る。
祖母が
「大宮さんて網元の、おじいちゃんのお友達じゃった人じゃが。大宮さんが来よる、いいよるね・・・」
と、同じく不思議そうに画面を見る。
すると母親が、「あの」と窓を指差す。
「離れの方に_」
全員が窓の外を見ると、庭の向こうの離れの前に、日よけの帽子を被ったような人影が俯きがちに立っているように見えた。
祖父はすぐに「・・・大宮さんじゃね」と呟く。
祖母も「大宮さんじゃあ。 2月に亡くなりはったんじゃけどね、なして(どうして)じゃろうね・・」と
窓の外を見つめる。
俺たちは「え?え?」とよく分からずに窓の向こうを覗き込むように首を伸ばしていると、祖母が
「いけんいけん。いけんよ」と立ち上がり、カーテンをスッと閉めた。
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