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コピペ千本勝負恐怖版
1:
777
:
2016/10/02 (Sun) 09:44:40
管理人様いつも楽しみに拝見させていただいてます。
スレお借りて昔集めた話を掲載していきます。
宜しくお願いします♪
12:
七七七
:
2016/10/03 (Mon) 11:29:23
席に着き、さっきの様子を話そうと思った矢先、友人がこう言った。
「ビックリするかもしれんけど黙ってじっとしち」
「は?」
言うなり友人は私の膝の上に座ろうとする。
「何やってんだ?」
当然驚く。
「いいから座らせろ!あと、次のバス停で降りるよ」
「え?」
○○ 「・・・」
ノ|ノ|
|| ̄| 「・・・」
「あの」
「しっ!」
「ねえ」
「黙っとき」
・・・どうやら発言権はないようだ。
次のバス停でひっぱられてそそくさとバスを降りた。
辺り一面田んぼで屋根の無いベンチだけのバス停である。
雨はさっきよりヒドい。
もちろん私は
「忘れ物でもしたん?雨降ってんのに何でこんなトコで降りんだよ!」
と怒ったが、友人は
「アレ見たろ?」
「は?」
「ヒザの上に乗ってたヤツ」
「何や、さっきのが霊やって言うんか?ハッキリ人の形してたのに」(普段憑かれやすい私だが『視る方』はカラッキシなのだ)
「アレはな、たぶん 『自分の気に入った人』のヒザの上に座って、降りる時いっしょについて行くんや」
「ついて行くって?」
「気に入られたらしい。オマエの方じ〜〜っと見てて笑いよった。そしたら、スッとコッチ来たんよ。ああ、ヤバいなと思ってアレが座る前にウチが先に座ってねんで、言ってやった。コイツの膝は私のだ、お前にはやらんって」「そしたら恨めしそうに戻ってっち。女の人には悪いけどハッキリ見えてたからね、アレは相当ヤバい奴だ。良かったな憑いて来なくて」
「・・・良くない」
次のバスが来るまで30分も雨に降られ続け、カメラもメモもおじゃんになり、次の日38℃の熱で寝込んだのだ。
あの事があってからバスや電車に乗る時、荷物をヒザの上に置くのが習慣になっています。
風邪引いたせいでまたややこしい事になるんですが、それはまた別の機会に。
このトピックはレス満タンなので返信できません。
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