都市伝説・・・奇憚・・・掲示板 4606870


怖い話投稿掲示板

1:管理人 :

2011/06/07 (Tue) 20:54:32

体験談以外の怖い話専用投稿掲示板です。
40:しろ :

2011/07/01 (Fri) 16:26:48

怪談「生き人形」の動画をみた

23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/17(土) 04:06:22.26 ID:3i0AcC2d0
スレ立てが出来んな
ここ借りてもいいか?
一応怖い話、だと思う。俺は怖い。


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/17(土) 04:15:15.10 ID:3i0AcC2d0
誰も居ない様だし、>1には申し訳無いが、このスレを使わせて頂く事にする。
この24時間程の間に起こった出来事を、書き殴ってみる。
今は友人宅に避難させて貰っている。
PCも古くなってあまり使ってないノートを借りている。
下準備なんか無いから、時間がかかるかも知れない。
正直、今自分の身に起こっている状況が、現実なのか、夢なのか、妄想なのか
判断が全く付いていない。
この先どうなるのかも、全く予想が出来ない。
釣りだと思うなら、それでも全然構わない。

以下一人語りが始まる。


26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/17(土) 04:18:43.91 ID:3i0AcC2d0
事の起こりは、「TVで怖かった瞬間」というスレからだった。
確かこんなレスが付いていた。
「生き人形がスタジオに来てパニックになった動画が見たい」

おお、そう言えばそんな話聞いたことあるな、と思い検索を始めた。
お目当ての動画は、何年前だかよく知らないが
大阪朝日放送で放映された生番組で起こったハプニング映像。
稲川淳二の「生き人形」で有名になった、ガチの心霊放送事故と噂の高い物だ。
この映像自体は、古さも手伝って見つける事は出来なかった。
故に探している間に見つけた「生き人形」のエピソードを語る
稲川淳二の動画を見る事にしたのが、およそ22時頃だったと思う。


28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/17(土) 04:24:56.52 ID:3i0AcC2d0
俺は心霊物とかオカルトを、信じているって程では無い。無かった、と言うべきか。
「生き人形」の話も、概要は知っていたが、本格的に聞いたのは、恐らく昨日が初めてだ。
この話自体、脚色もされてるだろうし、舞台やTVで散々話してる訳だから
「実際の所はそう大した物でも無いんだろう」と、割と冷めた気分で聞いていた。

完全版と付けられた動画を見終わったのが、深夜3時頃だろうか。
件のスレに「生き人形が放送された動画が無ぇ」みたいなレスを付けつつ
「その後」と銘打たれた動画を数件見つけ、そいつもチェックし始めていた。


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/17(土) 04:30:15.40 ID:3i0AcC2d0
「その後」動画の中に、赤い着物を着た女の子を写した写真が出てくる物があった。
「生き人形」のエピソードの続きの話として
人形の服を作った女性のお孫さんの所に、どうも生き人形が来ているらしく
その家からいつ撮影したのか判らない写真が出てきた、という物だったんだが
その写真を紹介している動画は、途中から画面が酷く乱れていた。

異変はこの動画を再生した直後から始まった。


36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/17(土) 04:36:18.38 ID:3i0AcC2d0
部屋の中から、ミシミシと軋む様な音、ガタガタと何か揺れる様な音が頻繁に鳴りだした。
昨夜、俺の住んでいる所は風が結構吹いていて、多分雨も降り出していたと思う。
最初は風の影響だろうと思っていた。
俺は仕事の関係で、今住んでいる地域に先月引っ越してきたばかりだ。
今借りている部屋も、入居1ヶ月に満たない。
古い2kのマンション。3階にある部屋だ。
一応は鉄筋コンクリート製だが、築20年近い物件だし、軋みもあるんだろう
そう思っていた。


39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/17(土) 04:43:03.57 ID:3i0AcC2d0
「生き人形」の話を、怪談と言うよりも「興味深い話」と受け止めて
それなりに楽しんだといった感じだった。
中盤から後半にかけて、やたら画面の乱れる「赤い着物の女の子の写真」動画を見終えて暫く後

部屋の窓から「トントントントン」と、ちょうどノックする様な音がした。

深夜3時過ぎ。そりゃあビビる。
身体が凍り付くってのは、この事だろう。
窓はPCデスクのすぐ左横、1メートルと離れていない。
反射的に窓を凝視した。
外はまだ暗闇だ。
人影なんて、あったとしても見えやしない。


43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/17(土) 04:51:05.48 ID:3i0AcC2d0
恐ろしく長い時間に感じたが、実際の経過時間は判らない。
暫くの間、静かになった窓をじっと見つめたまま動く事が出来なかった。
手から血の気が引き、冷たくなっていくのを実感する。
「気のせいだ、なんて事は無い」何度も自分に言い聞かせて、深呼吸した時だった。

「バンバンバンバンバンバンバンバン!!!!」

窓が思いっきり鳴り始めた。
ちょうど両手の平で、バシバシと乱打しているような感じだったと思う。
叫び出そうにも、声も出ない。
しかもよく窓を見たら(何故目を離せなかったのかも今では判らないが)
盛大に叩かれている様な音が、ずっと鳴り響いてるのに
叩いてる手はおろか、ピクリとも振動していない。
一体何が起きているのか、サッパリ判らない。


44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/17(土) 04:55:22.79 ID:3i0AcC2d0
よく心霊現象の最中、金縛りに遭うって話を聞いたことがあるが
急な出来事に身体が硬直したって感じだった様に思う。
ずっと音が鳴り響く中、少しすると一応身体は動いた。
取りあえず窓から距離を置く。
一人暮らし、深夜、助けを呼ぶにも引っ越したばかりで、家族も友人とも離れている。
俺は開いていたスレに「どうしたものか」とレスしてみた。


48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/17(土) 05:01:48.49 ID:3i0AcC2d0
窓からの音が途切れない。
誰かの悪戯だとした場合、これだけ大きな音が鳴ってるんだから
隣近所が気付いても不思議じゃないとも思っていた。
窓ガラスは凸凹の型ガラスに、飛散防止の網が入った物だ。
外が暗いと全く見えない。
携帯を取って、一番近い友人宅に迷惑承知でダイヤルしたが出ない。
そのうち一つレスが付いた。

「びっくりするほどユートピアやれ」だったか。
今にして思えば、もの凄く馬鹿馬鹿しいのだが、昨夜は藁にも縋る思いだった。


53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/17(土) 05:08:05.14 ID:3i0AcC2d0
窓が叩かれ始めてから、随分時間が経過していたと思うが
狼狽している間中ずっと鳴り響いていたのだから、人がやってたとしたら凄い。

不幸な事に、俺の部屋にはベッドが無かった。
おまけに脱ぐには寒すぎて、とても全裸なんかになれなかった。
とりあえず、床に敷いてある布団の上で
「びっくりするほどユートピア!」と、か細い声で叫びつつ飛び跳ねる事しか出来なかった。
我ながら良くやったと思う。
足と声がガクガク震えた状態で数回繰り返すと、窓の音がピタっと止まった。
俺は布団にへたり込んで、呆然としてしまった。


61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/17(土) 05:14:03.87 ID:3i0AcC2d0
全身びっしょり汗をかいていた。
オマケに部屋の中だというのに、さっきから異様に寒い。
寒さと恐怖で、本当にガチガチと布団の上で震えていた。

少し落ち着いたと思った所
「ドンドンドンドンドンドンドンドン!!!!」
今度は玄関のドアから、凄い音が始まった。
マジで涙目、というか殆ど泣いた。
「怒らせた様だ、どうしよう」
もう何でも良い、誰でも良いから一人じゃない事だけを確認したくて、全力振り絞ってレスした。


71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/17(土) 05:21:26.10 ID:3i0AcC2d0
レスを打っている最中、PCデスクの上にある灰皿とライターが飛んで壁にブチ当たった。
部屋の中は、まるで地震でも起きてるかの様にギッシギッシと軋む音がする。
玄関からは鳴りやまない打撃音。

これは一体何なんだ。こんだけ騒がしけりゃ、隣はおろか隣家だって気付くだろ。
もう訳が判らない。

恐怖で身体は震えっぱなしだが、気持ちの何処かが冷静になっていると言うか
置き去りにされてかえって冷静さを取り戻す事が出来た様な、そんな感じになっていた。
霊の存在とか、心霊現象とか、そんなのはどうでも良い。
得体の知れない危険に晒されてる事だけはハッキリしていた。

友人だけでなく、家族にも電話する。
誰も出ない。


77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/17(土) 05:25:45.47 ID:3i0AcC2d0
最後にレスしたのは、もう何時か覚えていない。
暫く泣きながら必死に携帯を操作していた様に思う。
気付いたら、玄関からの音も、部屋の軋みも収まっていた。
何も考えられず、ひたすら泣いていた。

そして、呼び鈴が鳴った。


81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/17(土) 05:28:47.75 ID:3i0AcC2d0
もう声が出ない。
窓からも玄関からも、一番距離のある部屋の片隅へ、転がる様に逃げ込むしか無かった。
呼び鈴が数回鳴らされた後、今度はまた玄関を叩く音がする。
「もう俺は死ぬ」
そう思って震えるしか無かった。

ドアの向こうから声がした。
「○○さーん、居ますかー?○○さーん」


88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/17(土) 05:33:53.29 ID:3i0AcC2d0
確かに人の声がする。
ノックしながら、俺を何度も呼んでいる。
人だ、間違い無い。
だが、先程までの状況はすっかり俺を恐怖に陥れていて、とても玄関まで行けない。
と言うより、腰が抜けたのか足に全く力が入らない。

窓ガラスの向こうに、数人の気配と懐中電灯の明かり。
窓を照らしたりもしている様だ。何を言っているのか判らないが、話し声も聞こえる。
暫くしてから、また玄関から物音がした。

「ガチャ!」

何故か鍵が開いた。

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