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1:管理人
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2011/06/07 (Tue) 20:54:32
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体験談以外の怖い話専用投稿掲示板です。
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355:しろ
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2017/03/29 (Wed) 19:39:55
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920: 本当にあった怖い名無し 2010/02/08(月) 16:12:09 ID:NmRZY0Ny0
とある一軒屋に父、母、娘の三人家族が幸せに暮らしていた。
娘は父と母の愛情を注がれ素直な優しい少女に育った。
しかし、ある時母親が病気で死んでしまった。
娘は母親の死を悲しんだが、失意に暮れる父親を見て自分が父親を
支えてあげなければならないと立ち直った。
だが酒浸りの父に酒を断つよう勧めたのがまずかった。酔って逆上した
父親は手にした酒瓶で娘をめちゃくちゃに殴りつけ殺してしまった。
霊となった娘は家に留まった。心底心根の優しかった彼女は自分を殺した父親を
恨まなかった。あまつさえ父親を案じて天国へ行くことを拒んだのだ。
一方、一時の感情で娘を手にかけてしまった父親は後悔の念に打ちひしがれていた。
娘はそんな父親の傍に行き、優しく微笑んで例え声が届かなくともと父親を
励まし続けた。しかし娘の努力も虚しく父親は日に日に精神を病んでいき、
仕舞いには半狂乱で家から飛び出して拳銃で自らの頭を撃ち抜いた。
娘はひどくショックを受け、父親を救えなかった自らの不甲斐なさを嘆いた。
やがて思いを新たにした彼女は次にこの家の住人となる人は必ず守ろうと誓った。
月日は流れ家には新しい住人として若い夫婦がやってきた。
初め夫婦は仲睦まじく暮らしていたが、些細な事で次第に互いをいがみ合うように
なった。娘は今こそ自分の出番だと夫婦の元へ現れ、いがみ合いをやめるよう
懸命にメッセージを送った。
だが今度も彼女の努力は報われなかった。結局二人共ストレスで塞ぎ込み、
やがて離れ離れに家を去った。
二度も挫折を味わいながら娘はあきらめなかった。守護霊を自負する彼女は
次なる住人を歓迎するため、その家に留まり続けているのである。
ところで彼女は自分がどんな姿で死んだのか未だに気付いていない。
922: 本当にあった怖い名無し 2010/02/08(月) 17:34:29 ID:8fly+s6X0
>>920は自分は気付いていないが、何か疫病神みたいなのになってしまっているのかな?
923: 本当にあった怖い名無し 2010/02/08(月) 18:19:16 ID:f6nkxtFH0
>>922
内面がいかに善良でも見た目があれだと・・・
936: 本当にあった怖い名無し 2010/02/09(火) 02:38:54 ID:1QewHtiF0
>>920
趣旨はよく解った。
しかし、親父は娘殺しがばれて逮捕されなかったのか?
娘の死体はどうした?
924: 本当にあった怖い名無し 2010/02/08(月) 19:20:20 ID:yB2zGqLU0
しかも声は届いてないんだよな
925: 本当にあった怖い名無し 2010/02/08(月) 20:21:45 ID:kjQ9pM4R0
親父には自分の娘が恨んで出ているようにしか見えないわな
ぐっちゃぐちゃなんだし。