都市伝説・・・奇憚・・・掲示板
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怖い話投稿掲示板
1:
管理人
:
2011/06/07 (Tue) 20:54:32
体験談以外の怖い話専用投稿掲示板です。
318:
しろ
:
2014/12/20 (Sat) 17:39:40
48: 伝者 2014/12/19(金) 11:45:30.67 ID:Q9WITJsub BE:2999558584-2BP(0)
Bは包丁を持ったまま、俺と小屋を出た。
小屋を出た瞬間、
A「きゃあああああああああああああああああああああああああああ」
Aの悲鳴が小屋から響いた。
俺「A!?」
B「クソオオオオオオオオオオ」
Bが小屋に戻ろうとするが、黒い何かが追ってくる。
「あああああ・・・・あああああああああああああ」
呻き声を上げながら迫ってくる黒い何かに、
Bは持っていた包丁を投げ、俺は掴んでいた塩の塊を投げた。
「あああああああああああああああああああ」
黒い何かの動きが止まった隙に、俺とBは逃げた。
獣道を無我夢中で走って、途中で何度も転んだ。
正直、この辺りの記憶は曖昧で、良く覚えていない。
49: 伝者 2014/12/19(金) 11:47:13.59 ID:Q9WITJsub BE:2999558584-2BP(0)
数分程全力で走り続け、俺が転んだ時、
「ああああああああああ」
耳元で声がした。
それから俺達は無我夢中で走り続け、障芽池の森の周囲に張られた有刺鉄線の前に出た。
俺とBは無我夢中で外の大人達に助けを求め、自作の笛を吹いた。
それに気づいた神主一族の大人達に助けられた。
51: 伝者 2014/12/19(金) 11:49:32.45 ID:Q9WITJsub BE:3280767757-2BP(0)
俺とBが障芽池の森から出てきた事を知り、
それは直ぐに村中に知れ渡り、俺とBの両親に家族、
神主一族の他にも多くの村人が障芽池の森の入り口付近に集まった。
何も言わずとも、
俺とBの服がボロボロである事から大体の検討が付いたらしく、
直ぐに神社の本殿へ連れてかれた。
既に本殿には村人全員が召集されており、異様な雰囲気だったのを覚えている。
52: 伝者 2014/12/19(金) 11:50:35.12 ID:Q9WITJsub BE:1499779182-2BP(0)
神主「最初にお前達に憑いた存在を払う、辛いのを覚悟しておけ」
と言い、俺とBに無理矢理に酒や酢といった物を飲ませ、
身体中に塩を掛けた。
思いっ切り背中を叩かれたと同時に、俺とBは何かを吐いた。
蝋燭の火に照らされた嘔吐物を見ると、俺は無数の髪の毛を、Bは何枚かのお札のような紙を吐いていた。
53: 伝者 2014/12/19(金) 11:51:30.78 ID:Q9WITJsub BE:2249668883-2BP(0)
背中に文字を書かれたと同時に、神主一族による祝詞が始まると、
俺とBはそれから何度も何度も嘔吐し、嘔吐物の中には虫のような生き物がいた。
数時間に渡るお祓いの後、俺達は風呂に入らされ、本殿に戻った。
神主「お前達が何をしてきたのか、それから聞こう」
神主と神主一族、そして村人の睨み付ける様な視線の中、俺とBは何をしてきたのかを話した。
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